*SAKULIVE*

15歳の夏から続く、with BREAKERZな人生の軌跡。

「WITH YOU」

「WITH YOU」 (初回限定盤) (CD+DVD)

2021.8.25(Wed)
BREAKERZ 7th Album

「WITH YOU」

 

発売おめでとうございます!🎊✨

完全に買ったつもりになっていたFC盤が実は買えていなかった!という大アクシデントに見舞われましたが、
初回盤を無事にフライングゲットできました!


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ジャケットの空が美しくて大好きです。

7th Albumにちなんでなのか、文字の虹色もいいですね。

1曲目であり、アルバムの表題曲でもある「WITH YOU」を聴いたときに、音からきこえる色と、ジャケットの空と文字の色が見事に調和して、はっとしました。

美しいです。

これまでのBREAKERZ“らしさ”と、新しいBREAKERZが絶妙に融合しているアルバムだな、と感じました。

昔のわたしなら、シンセがリードをとっている楽曲は、
「ギターもっと弾いてほしい~!!」
と言ってた自信があります。

でも、シンセを引き立てるギターも、シンセとは全く異なるアプローチで弾きまくるギターもそれぞれに素敵で、シンセの色が新しいBREAKERZの魅力を引き出してくださっている気がします。

「WITH YOU」の幻想、轟き、光、シンフォニックな音の広がり、とても新しいです。
イントロのシンセ?のリフに合わせてアコギ?が鳴っている。
そして、風のようにひゅるひゅると轟き、朝陽の訪れを伝えるかのようなギター。

シンフォニックな音の風船が膨らむ間をすり抜けるかのように轟くギターが素敵です。

ライブ最初と最後どちらに演奏されるんですかね。
泣くと思います。笑

そこから真っ白なスポットライトがほとばしる「LOVE STAGE」
一気に世界が真っ白なライトで満たされます。

ギターソロがない、ということをインタビューで初めて気づきましたが、この曲もシンセがリードをとっていますがAKIHIDEさんがギター弾きまくりでとても聴き応えがあります。

すべての音が聴きどころ。

BREAKERZの昔の音源は、あんまりギターの音がざっくり左右に振れてなかった(というか1stアルバムはAKIHIDEさん右、2nd以降からベスト手前くらいまでAKIHIDEさん左、少なくともベストの再録音源から今まではAKIHIDEさん右と2回変わっている…)のですが、今回のアルバムはかなりしっかりAKIHIDEさんが右、SHINPが左に振れているので聴きやすい気がします。
もちろん真ん中や両側からきこえるギターフレーズもありますが…!
気のせいなのかな。笑

BREAKERZはギターを左右に振るよりも、全体のバランスを重視するバンドなのかとずっと思ってたんです。
ギタリストファンとしてはありがたいです。
(右ばかり聴かれるのもうれしくないかもしれませんが…)

「Blue Moon」のCメロのベースラインをたどるようなギターのフレーズが右からきこえてとても新鮮でした。
昔だったら、きっとギター真ん中に寄せてただろうなぁと思わずにはいられませんでした。
↑これベースだったらすごい恥ずかしいんですが……ベースだったらこんな右に寄せないかなと思ったのです……。

ここのライブでのAKIHIDEさんの演奏が楽しみです!

「I lost」倉木麻衣さまさま………。
歌声ひとつで生まれる圧倒的世界観と包容力…………。

「ひらり舞い散る花のように」の時もでしたが、倉木麻衣さまの歌声が加わることで音が幻想と美に包まれるのが素晴らしいです………。
美しい………。

歌声をこえて、音色としてとても美しいです……。

「闇夜に舞う青い鳥」「BARABARA」は、アルバムを通して聴くとまた違った味わいに…。

特に倉木麻衣さまの余韻のあとの「闇夜に舞う青い鳥」は、とてもマイルドに響く気がします。
サビで世界がぱっと広がる瞬間が大好きなのですが、

ラスサビ前?のDAIGOくんとドラムだけのところのドラムかっこよすぎることに今日気づきました。
悠にゃん最強か。
まっすぐに落ちる音がすごい好きです。音がすとんと落ちていく軌跡が見えるかのようで。

「BARABARA」は部屋で一人で聴いていると映画思い出してこわいです。笑 でもかっこいい!

そして「Judgment」
かっこいい!
パラリンピックの開会式観た直後だからかイントロのギターになんだか布袋さんを感じてしまいました。

Aメロの闇へと誘うDAIGOくんの歌声とてもかっこいいです。

そしてリズム隊かっこよすぎます。
ギターめっちゃ轟くやん。

「UNDER THE MASK」もありそうでなかった気がします!

DAIGOくんのこういう枠の曲(「SUPER HI-TENSION」とか「IN THE SKY」とか)って、レモンや目玉焼きっぽい色味というか、白!きいろ!みたいな色の曲が多かったと思うのですが、これはそうじゃない!新しい!

しかも、音楽に明るくないわたしがえらそうなこと書けないけど、異なるジャンルのハイブリッド感がすごい!気がする!

シンセとAKIHIDEさんのギター、音楽ジャンル全然違いませんか……?

シンセの音は平成初期のディスコ感を感じる気がするのですが(むしろK-POPの系譜なのか…?)、ギターはロック………UKなのかアメリカンなのか洋楽を通ってないわたしにはよくわからないけれど、ひとまず海を渡っている気がします!!!笑

このシンセとこのギターが同じ曲の同じ瞬間に共存しているのがすごくおもしろく感じます。

シンセだけ聴いてたらミラーボールとネオン!って感じなのに軽やかなギターは歌詞の通り朝のカフェで聴きたいな!

ギターの音が楽しげで、AKIHIDEさんが楽しそうにギターを弾いてらっしゃる姿が目に浮かぶようです。
ライブではアドリブプレイしまくりそう。

途中でセッションが挟まりそうな構成ですよね!
その間DAIGOくんどうするの問題あるけど!笑

「I love my daughter」もシングルだとあまりにも無垢な白で、アルバムだと浮いてしまうのではないかと勝手に思ってしまっていたのですが、アルバムだと、よりマイルドに、よりフラットに感じられるようになった気がします。

ラストを飾る「End Roll」はSHINP曲!

疾走感が好きです。
この曲で終わるのがいいですよね。

今の難しい時代の中で、終わりを選択する人たちも増えてきて。

今、ほしいものは、盛大なエンドロールやフィナーレではなく、駆け抜ける疾走感と“続いていく”という心意気なのかもしれない、と思いました。

この曲も、DAIGOくんが人生折り返しに来て、この先を思ったときに生まれた曲です。

「End Roll」ってタイトルだけど終わりを前にした曲じゃないんですよね。
終わりに向かって走っていくんだって決意を歌った曲。

“My life goes on”

だから。

今の時代にこの作品を出してくださってうれしいな、と思います。

 

素敵なアルバムをありがとうございます。

来週からはじまるツアーも楽しみです。