*SAKULIVE*

15歳の夏から続く、with BREAKERZな人生の軌跡。

BREAKERZ LIVE TOUR 2022 -LIKE A CRYSTAL- at HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3


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2022.9.2(Fri)
BREAKERZ LIVE TOUR 2022 -LIKE A CRYSTAL-
at HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3

行ってきました!

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15周年を迎えたBREAKERZ、ひさびさの中規模の全国ツアー。
初日に行ってきました。

15周年ライブで初めて披露された新曲「LIKE A CRYSTAL」の名を冠したツアー。
想像していたよりもずっと、15周年の歴史と、そしてBREAKERZのバンドの円熟を感じられた初日だった。

流行り言葉はあまり使いたくないけれど、率直な想いを伝えるとしたなら。

激エモかった。

爆エモかった。

エモ過ぎてしんだ。

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*SET LIST

1.LIKE A CRYSTAL
2.BIG BANG!
3.Everlasting Luv
-MC-
4.SUMMER PARTY
5.FAKE LOVE
6.SECRET GIRL
7.LOVE FIGHTER
-MC-
8.夢物語
9.LAST EMOTION
♪SESSION
10.ZERO
11.WE GO
12.LOVE STAGE
-MC-
13.SWEET MOONLIGHT
14.絶対!I LOVE YOU
15.NO SEX NO LIFE
16.DESTROY CRASHER

-EN-
レア曲BOX🎁
1.白夜の月
2.GREAT AMBITIOUS
3.THE TRAIN'S GONE...

セットリストすぐ抜けるから自信ないけど頑張って思い出した!
→9/4 21:49 追記
セットリスト一部間違いがありました!
訂正しました!
申し訳ございませんでした。

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ツアー初日。
自力では見事に取れず、譲っていただいたチケット。
ありがとうございます。

毎月2日は必ず会議があり、仕事は休めない。
そのため今日の目標は「開演に間に合うこと」

17時ぴったりに会社を出て駅まで走った。

思えばさいたまにライブで来たのはSIAM SHADEさいたまスーパーアリーナ以来だ。
10月21日。大学1回生だったから2011年のはず。

11年ぶりのさいたま新都心
11年前は間違えて大宮まで行ってしまった。
一駅分歩いたあの申し訳なさがよみがえる。

11年ぶりのさいたまスーパーアリーナ
まずここからしてエモかった。


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Acid Black Cherry「20+∞Century Boys」のMVでバンギャルちゃんたちが走ってた階段も見える。

HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3は初めて行く箱。

さいたま新都心駅の周りがきれいに整備されすぎていて道を間違えないか不安だったが、先ほどのMVの撮影地までたどり着けたらあとは階段を降りて一本道だった。


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思ったより早く着いて、間に合うと思っていなかった番号の呼び出しにも間に合った。
絶対に買えないと思っていたジュエルリングライトも買えた。

入場後、AKIHIDEさんのマイクスタンドの真正面になりそうな足跡マークの上に立つ。
前後は割と詰まっているものの、左右はある程度距離があり、見やすい。
心配していた押しは一切起きなかった。

開演は少し押して、BGMの音量が上がり、溶暗。
BGMの音量が上がって溶暗する開演、BREAKERZのライブでは初めて観たかもしれない。

SEは懐かしの“いつもの”SE。

リズム隊はM&M。
いつも以上に拍手を送る。

渋公で観られなかった想いがあるのはもちろん、後で分かることだが今回のツアーは構成的にリズム隊はこの2人でなければ完遂できない。

SHINP、AKIHIDEさん、DAIGOくん登場。
黒を基調とし、きれいな装飾がそれぞれにある衣装。
AKIHIDEさんのシャツがかわいい。

1曲目は………

1.LIKE A CRYSTAL

ツアータイトルになっている新曲「LIKE A CRYSTAL」。
AKIHIDEさんのきらびやかなイントロから始まる。
AKIHIDEさんの音色は、きらきらと様々な方向に光を反射するクリスタルのようで美しい。

ここで初めて気づいた。

この規模感のライブハウスに来たのは、そしてスタンディングのライブに来たのは、コロナ禍になってから初めてだ。

それを気づかせてくれたのは、スピーカーから聞こえるAKIHIDEさんのギターの音だった。

渋公の時は音に膜が張られたような感覚と書いたが、それとは違い、AKIHIDEさんの音がダイレクトに降り注いでくる。

AKIHIDEさんのギターの音はすこしじゃりっとしていた。
ギターはチェリー。
今日はずっとチェリーだった。

AKIHIDEさんの音がこんなにもしっかり聴ける環境、最高だ。
ライブハウスに戻ってきた。そう実感した。

AKIHIDEさんのソロのあとに続くSHINPとのユニゾン、最高によい。

おそらくだが、「LIKE A CRYSTAL」は、あまり同期の音が入っていないのではないかと思う。
だからこそ、AKIHIDEさんのギター、SHINPのギター、まつくんのベース、マコちゃんのドラム、そしてDAIGOくんの歌それぞれがしっかりと聴けた。

15年を経て、ソリッドな音を聴かせてくれているのがうれしかった。
シンプルなバンドサウンドでも本当にかっこいい。

2.BIG BANG!

2曲目は「BIG BANG!」

意外だった。

昔は2番でSHINPとAKIHIDEさんが上下チェンジして、ラップのところはAKIHIDEさんは下手で歌っていたけど今日は上手だった。
でもソロはセンターのお立ち台で弾いていた。
というか上下には今日お立ち台がなかったな。

「BIG BANG!」は2曲目にやりがち、そしてそのあとはまずMCなので、いつもならじゃ~~~~~んとジャムって終わるのに、今日はえらくあっさり終わったと思ったら、

3.Everlasting Luv

もう1曲あった!
しかも「Everlasting Luv」。

ロデオガールを大阪公演に誘ったけれども来れないのでロデオガールぅぅぅと思った。
大阪では永遠に「Everlasting Luv」を演奏してほしい。

今日はスピーカーからAKIHIDEさんの音がダイレクトに聞こえるので、細やかなメロディーもよく聞こえる。
序盤から笑顔が多くて和む。

1サビのあとのDAIGOくんとAKIHIDEさんのターン、今日は狭いからか気持ちふんわりターンだった気がする。

-MC-

DAIGO「さいたまのみなさんお元気ですか!
LIVE TOUR 2022 -LIKE A CRYSTAL-へようこそ!
俺たちが、BREAKERZです!」

意外にもHEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3でのライブは初めてらしい。
そして埼玉でのライブは2011年以来11年ぶりらしい。
わたしがこれまでなかなか埼玉にライブで来ることがなかった理由が分かった気がした。(責任転嫁もよいところである)

DAIGOくん、
「干支が1周する前に来られてよかった!」
と言っていた。

DAIGO「みんなで、パーティーしようぜ~!」

4.SUMMER PARTY

真っ赤な照明の中、みんながマコちゃんの方を向いてぽよんぽよん飛んでる。

歌えない&最後の曲でもないのでDAIGOくんがAメロを歌ってくれるレアバージョン。

そしてSHINPのサビのコーラスがめちゃめちゃよかった。
すごい好き。前から歌ってた?!笑

もうAKIHIDEさんにマイク向けて歌うのも解禁。

Cメロでお立ち台の上で、DAIGOくんAKIHIDEさんに3回くらいちゅっちゅしてて、AKIHIDEさんに
「多い多い!」
って言われててめっちゃ笑った。

そしたらそのあとSHINPにマイク向けて歌う直前の歌詞を思いっきり間違えてめっちゃ笑ってた。

………………3回もキスするからや。

サマパの時じゃなかったかもしれんねんけど、DAIGOくんAKIHIDEさんと肩組んでなんか絡んだ後に後ろ向いてぽよんぽよん跳ねてるときがあって、後ろ向いてるからその表情は見えんかってんけど、大好きなあきさまにかまってもらったうれしさを体いっぱいで表現してるようにしか見えんかった。笑
いや、ぽよんぽよんする曲やねんけど。笑

5.FAKE LOVE

「FAKE LOVE」!
サビのAKIHIDEさんのフレーズ、ディレイ使ってるであろう時と全部弾くときとあるけど今回はディレイ使ってたと思う!

ギターソロだけお立ち台で弾いてたからその後のフレーズ以外は全部ディレイだったんじゃないかな。
手元あまり見えなかったけど。

6.SECRET GIRL

まさかの選曲「SECRET GIRL」!

最後に聴いたのはいつだろうか。
ひさびさに聴いた「SECRET GIRL」は何よりバンドサウンドのかっこよさに痺れた。

7.LOVE FIGHTER

そして「LOVE FIGHTER」。
全然聴いてないけど勝手に手が動く。

今回のグッズのジュエルリングライト、なんとなくで曲のイメージに合う色にしてたけど、ここで困ったポイントを発見。

ピンクがない!

BREAKERZ側もライブやってみて初めてピンクないことに気づいたというか、ピンクがないと不便であることに気づいたのではなかろうか、、笑

この後「LOVE STAGE」でも「絶対!I LOVE YOU」でも困ることになる。笑

みどりとかは2色くらいあったけどそんないらんかった、必要なのはピンクやった。笑

「LOVE FIGHTER」もDAIGOくん歌詞を間違えてて、というかフライングKOしててめっちゃ笑ってた。
歌詞間違える曲がシングル曲ばかりである。笑

「LOVE FIGHTER」はBREAKERZが初めてMステに出演した曲。
当時はなぜこの曲なのかと納得がいかなかった。

でも、今日さいたまで聴いた「LOVE FIGHTER」は、いい意味で同期のシンセよりもバンドサウンドがよく聞こえて、めちゃめちゃかっこいい曲なのだと再確認できた。
AKIHIDEさんのギター好き。
2番のサビ入る手前のてろりろてろりろ♪とかもいいし、リフもかっこいいしソロもいい。

BREAKERZって、シンセの音も多いし音が艶っぽいから、どうしても華のあるバンドに見られがちだけれど、そういった音の艶を抜きにしても、純粋に音がかっこいいロックバンドなんだなぁと改めて感じた。

バンドとして円熟味を増しているなと思った。
15年の歴史。

-MC-

DAIGO「みんな振り付けやってくれてうれしいよね。俺ライブ前にMV見て確認したもん。みんな聴いてくれてるのかな?」

ごめんけど聴いてない………笑

ここでメンバー紹介。

M&Mにおかえり!と大きな拍手。

DAIGO「謝らなくていい、いいんだよ」
Matsu「ごめんって!」

ほんとM&Mがリズム隊だとほっとする。
マコちゃん今日全然見えなかったけど、音が洗練されていてきれい。
音だけで聴き惚れる瞬間がたくさんある。

メンバー紹介!SHINP!

SHINP汁タイムはなくなってしまった。SHINPは今日もSHINPだった。DAIGOくんに「突然結成前くらいになるよな!」って言われてた笑

AKIHIDE「AKIHIDEです。
15周年のベストということで、埼玉のベストを調べました。
まずね、ダンボール出荷額全国1位。
ダンボールお世話になってますね。Amazonダンボールで届きますから。
あとね、平成○年と△年の快晴日数が日本一。ピンポイントだけど!
今日は雨だけどね。みんなの心を快晴にしますよ!」

平成○年と△年、きちんと覚えなさったようで何回も言ってた。笑

DAIGO「(1位の年がピンポイントだから)47都道府県どこも1位になれそうな、、」
AKIHIDE「そこは突っ込んじゃだめ」

そしてDAIGOくん。

DAIGOくんもこの状況下での開催に葛藤があるのを感じた。
とても言葉を選んでいるのを感じたし、
「なんだろうなあ」
って何度か言っていて。渋公でも何度か言ってたけど、昔はそんなに「なんだろうなあ」って言わなかった記憶がある。

どこまでならいいのか、いろいろ葛藤しながら考えてくれたセットリストなんだろうな。

DAIGO「次の曲は10周年の時にできた曲」

8.夢物語

「夢物語」
ラストのAKIHIDEさんの鳴きのギターがとてもよかった。

9.LAST EMOTION

そしてまさかのラスエモ!
今日ラスエモを演奏したことが後からさらにエモさを深めることになることを、この時のわたしはまだ知らない。

「SUMMER PARTY」ができるまで、この曲が1stシングルの表題曲だったらしいことを、今年になって初めて知った。
結果的に両A面となり実質的にはカップリング的な扱いとなり、「BIG BANG!」ツアーでは演奏すらされなかった彼女。
15年経って改めてこの世界に響く彼女は一体どんな想いでこの空間に広がっているのかと考える。

改めて聴くと、本当にかっこいい。
静と動のコントラスト。とてもAKIHIDEさんらしい楽曲。
ラスエモに限らずだけどBREAKERZのギターは心地よくていつまでも聴いていられるし、この音の渦に沈めることがとても幸せ。

当時は「エモい」なんて言葉はなかったけれど、とてもエモいので時代を先取りしていた楽曲であることは間違いない。

DAIGOくん去る。
セッションタイム!

♪SESSION

イントロは「ブラックスパンコールギャング」的な………
ブラスバンドのイントロにありがちなドラムフレーズからスタート。

SHINP→AKIHIDEさん→まつくん→マコちゃんの順でソロ回し。
リフがかっこよかった。

AKIHIDEさんソロは安定のジャジーなフレーズから、どんどん音が深く深く沈み込んでいってかっこよかった…!

青い鳥ツアーの「hEaVeN」のように突然次の曲が始まるのかもしれないと(あれはとんでもなくかっこよかった)身構えていたら、一旦じゃーーーんと終わらせてDAIGOくん登場。
ジャケットが白?シルバー?のヒョウ柄になってる。

10.ZERO

そしてまさかの「ZERO」!
今日はアルバム1曲目からの選曲が多い。
スタンディングでも楽しめるように跳べる曲を多く選曲した結果そうなったのかもしれない。
もしくは15周年だからアルバムのタイトルチューンを選んでいるのかな?

「ZERO」は、サビの
♪ぜーろ、ぜーろ、ぜーろ、れーえぇ!
の最後のれーえぇ!が歌詞としてちょっとダサいけど、イントロといい改めて聴くととてつもなくかっこいい。

11.WE GO

かっこよかった。

ギターソロ前のAKIHIDEさんのぎゅいーーーーーんが好き。

Cメロのドラムを聴きながら、ZEROツアーはToshi Nagaiさんだったなぁと思い出した。

12.LOVE STAGE

そして「LOVE STAGE」!

DAIGOくん、下手側向いてしんけんな表情でジュエルリングライトの色カチカチしててかわいい。
しんけんな表情はちょっとトトロのメイちゃんっぽかった。笑

で絶対DAIGOくんも
「ピンクない!」
って思ったと思う笑

-MC-

このあたりでAKIHIDEさんがジャケットを脱いでシャツ1枚になっていたのだが、このシャツがこれまたすごくきれいな柄でとてもかわいかった。

DAIGOくん、赤く灯したジュエルリングライトを見せて、
みんな全然そろえてくれない!
と不満げ。ごめん。あんま見えなくてよぉ。笑

DAIGO「便利でいいよね。手も叩けるしさ」
SHINP「このままギター弾けそう!」
DAIGO「次の曲そのまま弾いてみて」

SHINP「『SWEET MOONLIGHT』このまま?

SHINPwwwwww
次の曲www言っちゃったwww

AKIHIDE「次の曲言っちゃったじゃん!

次の曲言っちゃったことに気づいたSHINP、ステージ後ろ側に倒れ込んでたwww(床まで倒れ込んでたかは見えてないけど)

総ツッコミを食らうSHINP

SHINP「ここだけリハーサルのスタジオみたいな気分になっちゃった、、、」

いつもそうやっていろいろ決めてるんだね。

SHINP「15年やってて初めて!!!」

それは知る限りたしかにそうだね!

DAIGO「みんな知らないことにしなくていいから!
そう『SWEET MOONLIGHT』。ライトの色そろえよう!オレンジ色だからオレンジにしよう!
SHINPもオレンジに!」

結果的に渋公のライト青事件を払拭できたから怪我の功名、、、?

そしてグッズ紹介。

パスケース!

DAIGO「これいいよね!」

買ったよー!会社のICカード入れる!

エコバッグ!にキーホルダーつき。
今日はDAIGOくん。
DAIGO「自分のつけてる!」

エコバッグはおおきい!3泊くらい行けそう。
スーパーで使うのもいいよね。

AKIHIDE「牛乳とか底に入れやすそうだよね」

SHINP「お弁当とかもすべるから

AKIHIDE「すべる??」

SHINP「すべる、、」

AKIHIDE「傾くってことね!」

すべる、、方言?笑

ポーチ!
これもかわいい!

DAIGO「俺はね、のど飴とかいろいろ入れてる!」

いろいろ言ってたんだけど忘れた!

SHINP「俺は上着!冷房とかで寒いときあるでしょ。
ぺなんぺなんな上着が入った!」

ぺなんぺなんにきこえたけどぺらんぺらんかもしれない!

DAIGO「これで参考になった人いないでしょ!笑
AKIHIDEさんは?」

AKIHIDE「おれはね、小さい方に、ナッツ

ナッツ🥜🥜🥜

あきさまナッツを一粒とりだす。

そしてぱくり。

食べた!!!

もぐもぐしてる!!!
もぐもぐしてる!!!🐿️

DAIGO「ナッツ!直に?!」
AKIHIDE「(ポーチの中を使う前に)洗ったよ~小さいのならぴったり。おおきいのだと食べ過ぎじゃない?!ってなるけど」

DAIGO「ナッツは糖質も低いからね!」

このあたりDAIGOくんとAKIHIDEさんがナッツナッツ連呼していて、わたしは会社の同僚にナッツと呼ばれることがあるので他人事に聞こえなかった(?)

参考になった使い方はあるのか?!的な締めだった気がする笑

そして次の曲。
みんなオレンジにした?しましたよ🍊

13.SWEET MOONLIGHT

途中途中のキメが絶対に難しいにちがいない。

14.絶対!I LOVE YOU

絶対!

LOVE❤️のあたりはDAIGOくん上手に来てくれていたなぁ。

14.WE GO

かっこよかった。

ギターソロ前のAKIHIDEさんのぎゅいーーーーーんが好き。

Cメロのドラムを聴きながら、ZEROツアーはToshi Nagaiさんだったなぁと思い出した

15.NO SEX NO LIFE

そしてここで「NO SEX NO LIFE」!

DAIGO「ラストー!思いっきり、かかってこい!!!」

16.DESTROY CRASHER

箱は距離が近いからヘドバン曲はカットかな?と思ったけれど、ラストは「DESTROY CRASHER」だった。
DAIGOくんも渋公と同じように
「頭振れ!」
と煽っていた。

しかしさすがにこの距離でヘドバンは憚られる。
髪にウイルスがついてるとはあまり思っていないけれど(物理的には有り得るだろうけど)、ここまで人と距離をとる生活が当たり前になった今、他人の髪が当たる状況はコロナ関係なくストレスに感じる人もいるだろうなと思ったからだ。

バンスクリップで髪をまとめていたのでそのままヘドバンすることにした。
おそらく滑稽だったと思われるがしかたがない。

曲が終わったら髪が崩れていたのでアンコール中になおした。
余談だがバンスクリップはライブ中に壊れた。
明日ライブ前に買ってから行こうと思う。それかオーロラのクリップがあるからそっちにしようかな。(今思い出した)

-EN-

Tシャツを着てメンバー登場。
今回Sサイズがないので買っていない。
メンバーがどのサイズを着ているかはわからないけれど、やはり大きめに見える。

DAIGO「今回はね、5周年の時にもやったんですけど、、」

まさか。

LIKE A CRYSTALのロゴの箱を取り出すDAIGOくん。

それは。

DAIGO「レア曲BOX🎁

説明しよう!

レア曲BOXとは、5周年のBEST LIVEHOUSE COLLECTIONの際、レア曲が入ったくじを引き、その場で次の演奏曲を決めるという、メンバーにとってもファンにとってもドキドキの企画である!

こんなんリズム隊M&Mじゃないとできない企画である。

そのレア曲BOXが、10年の時を経て復活するという。

まじかよ!

DAIGO「俺が引くよ!」

引いた!
スカルのおおきな紙。

こちらには見えないように後ろでふむふむ。

AKIHIDE「やばいよ~!」
DAIGO「やばいよやばいよ~!」
SHINP「そ、そうですかね?!」

SHINPの反応があっさりしているのは、ネタバレになるけどSHINPの作曲曲であるのも大きいのではなかろうか!

DAIGO「次の曲は絶対に言っちゃだめだよ!

ここは絶対にあかんやつ!

SHINP「大丈夫、あと15年はやらない
DAIGO「そういうもんなのね」

DAIGO「『百夜の月』」

1.白夜の月

うぉぉ…………。

先日のAKIHIDEさんのバースデーライブで「愛×檻」が蘇ったけれど、同じ「WE GO」のカップリングである「白夜の月」も令和に蘇るとは…………。

イントロからしてかっこよすぎて痺れた。

ソリッドなロックバンド。

何だかんだでキャパ300~400のライブハウスでBREAKERZを観るのは“X -cross-”ツアー以来なような気がする。
というか、“X -cross-”ツアーは広島と静岡が小箱だったけど、セカンドクラッチサウンドシャワーアークもここよりは広かった。

こんなにも箱!みたいなキャパのライブでBREAKERZを観たのはいつぶりなんだろう?

ZEROツアーの京都FANJも、もっと昔のFANJ twiceだって、ここよりは広い気がする。
(と調べてみたら、FANJ twiceとさいたまのキャパは3:50で同じだった)

このキャパでBREAKERZを観るの、14年ぶりくらいなのか……。

3人を見上げる感覚が妙に新鮮だったのはそのせいか。

-MC-

DAIGO「もはや新曲だった!どうしようかと思った!」

それでもサマパよりラブファより歌えてたよ。笑

DAIGO「1回とかしかやってない!」

いや、ZEROツアーの時「愛×檻」と日替わりだったから1回ってこたあないわよ。笑

DAIGO「知ってたひと~?」

はーい✋

DAIGO「やっぱり深い連中がね。
初めて聴いた人ー?」

そんなにいなかったような笑

DAIGO「やっぱりいるよね」

そしてラスト。

DAIGO「『GREAT AMBITIOUS』!」

2.GREAT AMBITIOUS

正直、「WE ARE」が聴きたいな、と思ってしまっていた。
それだけ、最後にふさわしい曲が増えた証拠だな、とも思った。

間奏でDAIGOくんが言った。

「みんな ハミングできる?」

やさしい声だった。

この瞬間、最後が「GREAT AMBITIOUS」である意味を唐突に理解して、一気に涙腺が緩んで涙が出た。

渋公行ったのに忘れてた。
そうだ。ハミングはできるようになったんだった。

おーおおー。

ハミングで歌う。

ハミングの歌声は遠くまで飛んでいかないから、頭の高さでふわふわと浮かぶ綿毛のよう。

それでも、ふわふわの綿毛も集まればハーモニーになる。

きこえる。きこえる。

DAIGOくんもきこえたと言っていた。

合唱の歌声の力強さとは違い、ハミングのハーモニーはじんわりと染み入るような感動がある。
耳をすまさないときこえない、繊細な感動。

泣いた。

これで最後だと思ったら、照明は暗いまま。

「光」を演奏するのかな?と思った。
「LIKE A CRYSTAL」で始まり「光」で終わる。
眩くていい締めだと思う。

でも違った。

DAIGO「『LIKE A CRYSTAL』で始まって、最後は、BREAKERZとして初めて発表したこの曲で終わりたいと思います。
『THE TRAIN'S GONE...』」

3.THE TRAIN'S GONE...

「THE TRAIN'S GONE...」で終わるライブは、知る限りBREAKERZ史上初だと思う。

BREAKERZはセットリストのテンプレートを比較的忠実に守るタイプのバンドだ。
2曲目は跳べる曲。2ブロック目のラストはダンス曲、3ブロック目はバラード2曲から始まり、4ブロック目はだんだんとボルテージを高めていく。
アンコールのラストは明るい曲でハッピーに締めるか暴れ曲で暴れて締めるかの2択。

セオリー通りなら、トレインズは最後に来るはずがない曲だった。

でも、来た。

これがとんでもなく、よかった。

BREAKERZの最初の曲「THE TRAIN'S GONE...」は、比較的シンプルでメランコリーなロックナンバーだ。
明るくもなければ暴れ曲でもない。

駅のホームで電車に飛び込もうとするも勇気が出ない青年の憂鬱を書いているのに、ママからディナーはビーフシチューよ、と連絡が来たとたん心が飛び跳ねてやっぱり帰ろう。という、メランコリーさとDAIGOくんらしいお茶目な部分が共存した曲である。

メランコリーなんだけどビーフシチューのおかげでメランコリーに染まりきらない、お茶目な曲。

でもサウンドはとてもかっこいい。

1曲目の「LIKE A CRYSTAL」と同じく、おそらくほぼ同期のシンセのない「THE TRAIN'S GONE...」を聴きながら、BREAKERZというバンドが、40代という年齢をきちんと踏みしめて、前に進んでいるのを感じた。

音に艶があって華やかで、メンバーは今でも学生服が着られてしまうくらい若くて、どうにもいつまでも若々しいまま変わらない彼ら。

だけど、シンプルなツアーTシャツを着て、「THE TRAIN'S GONE...」を歌っている姿は、円熟期を迎えた40代の等身大の彼らだった。

音の厚みに、15年の歴史がたしかに積み重なっていた。

そして、それを感じているのが、「THE TRAIN'S GONE...」という15年前の最初の曲だという事実が、もう。


エモ過ぎた。


そもそもこれまで決してやるはずなかった「THE TRAIN'S GONE...」でライブを締めるということがまずエモい。

しかも、歴史のスタートラインの曲で響くものが“現在”であることが大変に大変にエモい。

「THE TRAIN'S GONE...」の音の中でエモ過ぎて泣いた。

SHINPとAKIHIDEさんのコーラスも素晴らしかった。

「THE TRAIN'S GONE...」は、最後英詞で静かに終わる曲だ。

I can do anything if I was desperate…

でも。
今日は。
終わらなかった。

マコちゃんのドラムが入る。

これまでなかったアウトロが生まれた。

光が降り注ぐアウトロ。
美しすぎた。

しかも。
歌詞が。
歌詞が。
歌詞が。

歌詞が増えていた。

どんな歌詞だったろうか

どこへ
どこへでも
きみを乗せて

きみと一緒に
THE TRAIN'S GONE...

ほんとはもう少し長かった。

さっきも書いたけど、この曲はあくまでも飛び込もうと駅のホームまで来たけどビーフシチュー食べたいからやっぱり帰ろうという曲であって、きみと一緒に、なんて文脈の歌詞ではないのだ。

でも。
それなのに。

きみを乗せて THE TRAIN'S GONE...

って言われた瞬間、BREAKERZが電車に乗ってこれからの未来に連れて行ってくれる景色が見えた。
急にめっちゃエモいやん。

「THE TRAIN'S GONE...」にビーフシチュー以外の、それもこれからもずっとずっと大切にしていきたい意味がもたらされた瞬間だった。

しかも、しかも。

このDAIGOくんの歌が、あまりに、あまりに良すぎて。

DAIGOくんの歌に心を打たれて泣いた。

人生初だ。
(なんか失礼でごめん)

BREAKERZのはじまりの曲「THE TRAIN'S GONE...」で、“現在”を感じたこと。
そして、そのはじまりの曲に新たなアウトロが加わり、新たな意味がもたらされたこと。

そのすべてが美しくてまた泣いた。

なんちゅう粋なことをするのだBREAKERZ

最高の初日だった。

ひさびさのドリンク交換。


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ジンジャエールにした。
リングは反対向きに付けたらよかった。

明日は新横浜。楽しみだ。
レア曲BOXは「寂しがりや」が聴きたい。

最後に宣伝。
明日の新横浜のチケットはないけれど、9月30日のツアーファイナル渋谷のチケットはまだある。
札幌、福岡、名古屋、大阪のチケットもまだある。

これをご覧いただき、観たいと思った方はぜひご覧になってほしい。

9月11日(日)
北海道:札幌ペニーレーン24
開場17:00 / 開演17:30
お問い合わせ先:WESS 011‐614-9999

9月17日(土)
福岡:DRUM Be-1
開場17:00 / 開演17:30
お問い合わせ先:キョードー西日本 0570-09-2424

9月23日(金・祝)
愛知:ElectricLadyLand
開場17:00 / 開演17:30
お問い合わせ先:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

9月24日(土)
大阪:バナナホール
開場17:00 / 開演17:30
お問い合わせ先:キョードーインフォメーション 0570-200-888

9月30日(金)
東京:渋谷WWW X
開場18:00 / 開演18:30
お問い合わせ先:ディスクガレージ 050-5533-0888

リンクはひとまずぴあを貼っておく。

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2219362

円熟期を迎えたBREAKERZ、どうかお見逃しなくですぞ!

素晴らしいライブをありがとう。