*SAKULIVE*

音楽と桜とミルクティーをこよなく愛す社会人の、音楽についての感想文集。

オンラインライブを観て感じたこと。

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▲今回のオンラインライブの会場だった、O-EASTに前行ったときの、お花。笑
外観の写真なかった。。


ライブに行けなくなって7ヶ月。

遅まきながら、初めて“無観客配信ライブ”を拝見しました。
“無観客”という響きに言葉の刃を感じるので、ここからは“オンラインライブ”と呼びます。

初めてのオンラインライブで痛感したのは、
“ライブは、アーティストと、フロアのファンの双方で作り上げていたものだったんだな”ということでした。

ファンなんて、ちっぽけな存在だと思っていました。

でも、何気ない歓声やメンバーコール、拍手が、ライブを作り上げる上で絶対に必要な要素だったのだなと感じました。

メンバーが登場した時の歓声。
曲が終わって溶暗し、MCが始まるまでに起きるメンバーコール。
メンバー紹介でのメンバーコール。
フロアが歌うと決まってるフレーズ。
タイトルコール、そして曲が終わった時の拍手。
ライブが終わった時のメンバーコールと拍手。

これらすべてがないライブは、あまりに静かすぎました。

切なくて、何度も泣いてしまいました。

BREAKERZは、オンラインライブこそ初でしたが、スタジオでの配信や、オンラインリリースイベントなどは実施してきました。
それについてはこの2記事でまとめています。

cherryoulife.hatenablog.com

cherryoulife.hatenablog.com

 

 

配信やオンラインリリースイベントは楽しくて、わたしは
「配信戦国時代、生き抜いていける…!」
なんて思っていましたが、オンラインライブを拝見して、その認識の甘さに気づきました。

ファン側が、配信戦国時代を生き抜いていけるのは、当たり前でした。

それは、ファンの側からすると、“オンライン”という環境が“新たな”エンターテイメントになっているからです。

 

 

ファン側=“新たな”エンターテイメント

オンラインライブはライブと全く同じ楽しみ方はできません。
しかし、ファン側にはメリットもあります。

【経済面】

交通費・遠征費がかからない
…自宅から観られるので、交通費や遠征費がかかりません。特に地方民にとってはうれしいメリットですよね。

【時間・距離面】

いつでも・どこからでも観られる
…どこからでも観られるという距離のメリットだけでなく、アーカイブ配信があることで、その時間帯は観られない人でも後から観られるのがオンラインライブの大きなメリットです。
オンラインは、時間も距離も飛び越えることができるんです。

【視界面】

全員が最前列!
…オンラインは全員が最前列。
前の人の頭と戦うことなく笑、ストレスフリーに観られるのは大きなメリットですよね。
(観たいときに好きなメンバーが映ってない!などはあるかと思いますが)

【聴覚面】

音をしっかりヘッドホンで聴ける!
…タイムラグはあれど、今この瞬間鳴っている音をヘッドホンで聴けるって、すごく贅沢な体験だと思うんです。
ライブハウスだとどうしても場所によって音のバランスが変わってしまいますが、オンラインならみんなバランスの良い音が聴ける。
わたしは上手のギタリストが好きなので、右に耳を傾けていればいつでもギターが聴ける、というのはとても幸せな経験でした。

もちろん、デメリットとして、これまでのライブ体験はできませんし、プラットフォームの不具合で快適に観られない、などがあります。
ただ、前者はもう、この状況な以上どうしようもないですし、後者はアーカイブ配信でリカバリーできます。

現にわたしも、プラットフォームにはじかれてアンコールがリアルタイムでは観られず凹みましたが、アーカイブエンドレスリピートしているうちにその凹みは忘れていました。笑

オンラインライブは、ライブの代わりにはならないけれど、新たなエンターテイメントになりつつあると思うんです。

ファンにとっては。

わたしたちはオンラインライブを家で観られるので、そもそもライブに行くときとは行動が全く異なっています。

外に出るためにメイクしなくていいし、移動もしなくていい。遠征なら前日から夜行バス乗ったりするけどそれもしなくていい。
ライブに行くときのルーティンは、オンラインライブを観るときに一切ないんです。

だから、オンラインライブを“新たな”エンターテイメントとして受け入れられる。

問題はアーティスト側なのだと思います。

アーティスト側=“同じ”なのに“欠けている”

アーティストにとって、オンラインライブは、これまでと“同じ”なのに、観客が“欠けている”ことが問題なのだと思います。

当日に向けてリハーサルをするのも、
当日早めに入りしてメイクしてリハーサルするのも、
ステージに立ってライブするのも、同じ。

ライブしてた時とルーティンは変わらないと思うんです。

これまでと同じルーティンなのに、フロアにお客さんがいない。
スタッフさんしかいない、床の見えるフロア。
見ている景色がこれまでとは全く違う。

わたしたちはスタッフさんしかいないフロアの様子があまり見えなかったですし、むしろ視界は常に最前列でした。
でも、聴覚だけですら、ファンの不在を感じるのに充分すぎるくらい欠落していて、聞こえるはずの声が拍手がきこえないのを感じる度にせつなくなりました。

ステージのアーティストは、目の前の景色が全く違うのだから、ダメージは計り知れないと思います。

わたし個人としては楽しかったけど、アーティストがどんな想いで演奏してるのかと思ったら切なくて、何度も泣いてしまいました。

今、オンラインライブめちゃめちゃやってるアーティストさんあったりしますが、これ、やればやるほどメンタルやられたりしないんでしょうか。

スタジオライブなら良いと思うんです。
ライブハウスでのライブとは環境が変わって気持ちも変わると思うから。
ライブハウスでのオンラインライブはすごく切ない気持ちになるんじゃないのかな。
すごく心配になってしまいます。

BREAKERZのオンラインライブ観ていても、SHINPがMCの時に2階席くらいを見上げているのがすごく気になってしまって。
いつもならそんな上見てない…………!と、思う………。

あれだけテレビ出ていて、カメラの先にお客さんがいない環境で撮影することが多いはずのDAIGOくんが泣いていたのも、心に来ました。
…………泣かないで(つ﹏<)・゚。

あの前のMCでAKIHIDEさんも鼻すすってるのが気になってしまう。鼻炎ならいいんだけど…。

この形式をやればやるほどメンタルが削られてしまうアーティストもいると思うから、アーティストにとっても楽しめる(いやこの形式が楽しくないとは言ってないし、メンバーはやってよかったと言っていたのよ)形を模索していってほしいなと思いました……。

模索する前にまたライブできるようになったらいちばんいいんだけど……。

円形とか

視界の先に誰もいないのがよくないと思うから、みんなで輪になって内向いてライブするのはどうかなぁ。

Nothing's Carved In Stoneはそうなさったらしいよぉぉぉ

ライブハウスにしかないもの

個人的には、オンラインライブならスタジオライブでもいいんじゃないかと思ってたんです。
音響面もスタジオの方が強そうだし。

でも、ライブハウスにあって、スタジオにあるもの。

それは照明だと思うんです。
ライブの照明って、音を彩るとても重要な視覚効果だと思うんです。
ひさびさにBREAKERZのバンドスタイルのライブを拝見して、楽曲が照明で染め上げられるのを観るのはやっぱりうれしかったです。

ライブハウスでのオンラインライブ、もっと何かよい方法があればいいな。
円形だとスタジオの方がいいもんね。

いい方向に向かえばいいな

オンラインライブを初めて観て、あまりの静けさと、アーティストの面前に広がっていたであろう空っぽのフロアを思うと、胸が張り裂けそうになってしまいました。

空っぽのフロア、売れる前の景色を思い出してトラウマが蘇っている人もいるんじゃないかと思うとそれも心配。

いい方法が何かあると思うので、ほんとこれからもっといろんなことが進化していけばいいのですが。

余談:メンバー別アングル売ってほしい

余談ですが………

本来ならばツアー等で回数を重ねられていたはずのライブ本数が減ってしまっていると思うので、1本の映像素材をフルに活用してビジネスチャーーンスにしていただきたく………。

メンバー別アングルをダウンロード販売などしていただけたら、買います…………!

編集とかお手間かかるかもだけど……。

観ていてね、オンラインライブだと、カメラに抜かれてない瞬間の姿がぜんぶなかったことになっちゃうんだなと思って、せつないなと思ったんです。
それもパフォーマンスのモチベーション低下につながってしまうと思うの。

メンバー別アングルがあれば、絶対誰かには観てもらえるから、モチベーションも高まるんじゃないかなぁ。

わたしはBREAKERZをベースに話していますが、全アーティストのみなさま、どうかご検討いただけますと幸いです。
買うからね!!!!


大変な状況が続きますが、大好きなアーティストのみなさま、どうか。
生きて、またライブでお会いしたいです。
それまでお身体にはお気をつけて、元気でいてね。。。