2020.2.20(Thu)
田澤孝介「Ballad box ~大阪~」
at 心斎橋 Music Club JANUS
ありがとうございました!(((o(*゚▽゚*)o)))
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たざわさん2デイズ。
Cover Nightを経た、たざわさんの世界のBallad box。
素敵な時間でした………。言葉にならない。
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*SET LIST
(自信がありません💦)
道標
生きてこそ
カナリア
夢の居場所
Sandglass
夜に願えば
虹の袂
蒲公英
セセラキ
Wave Rider
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※あくまでも感想文です
※特に記載のない「」の台詞は、たざわさんの台詞です。
しかし、台詞はすべてニュアンスで、実際のたざわさんの台詞とは異なります。
ご理解、ご了承のうえ、ご覧くださいますようお願いいたします。
昨日は歌の印象も書きましたが、今日は、MCのレポが中心です。
繰り広げられる音楽たちがあまりにもすごくて、聴いてても全然言葉が浮かんでこなかったんだよね。
言葉を失うほどの圧倒、でした。
♪
一昨年の1月、La'cryma ChristiのKOJIさんとHIROさんのJoint Liveにたざわさんがゲスト出演した時、
「僕はX JAPANばりに新譜を出さない男なんですが」
と言っていて。
話の続きは「今年は新譜を出そうと思っています」という話につながるので、その年に「想奏ノスタルジア」が発売されるんですが。
ほんとに、たざわさんはX JAPANばりに新譜を出さない男だと思う。笑
これが、今感じる、AKIHIDEさんとのいちばんの相違点。
AKIHIDEさんは新譜いっぱい出してくださるからね。
でも、ライブで聴くたざわさんの歌声は、裕太さんのピアノ、きっと客席の空気、で毎回毎回、瞬間瞬間変わる。
その、瞬間瞬間の変化を魅せてくださるところは、やっぱりAKIHIDEさんとおなじ。
♪
わたしがリアルタイムでリリースを見てたのは「想奏ノスタルジア」だったのだけど、その時はリリースイベントも行かなかったし、インタビューもあまり読んでいなかったから、曲に対する想いを聴ける機会があまりなくて。
歌詞カードをあまり読まない性格なのもあいまって、歌詞の背景とか、あんまり知らなくて。
でも、ライブに行っていると、たざわさんは、曲を書いたときの気持ちや、込めた想いをお話してくださる時がある。
今日は特に、そんなお話が多かった気がする。
「想奏ノスタルジア」だけではなく、昔からずっとある曲の歌詞を書いた当時の想いや、時を経て変わった歌への想いを聴くことができて、当時ファンじゃなかったわたしには絶対共有できないはずだった想いを共有できる瞬間がある。
それってすごく、素敵なことだなぁと。
時を経て、“Live”という場所で音が鳴り続ける限り、音楽は生き続けるし、また生まれ変わり続けるのだなと思う。
長きに渡って同じ曲を聴くことができる醍醐味が、ここにある気がした。
しかも、同じ曲たちで構成されているセットリストなのに、毎回、その流れにはきちんとした意図と流れがある。
すごいなぁと思うんです。
♪
前置きが長くなりましたが。
一般戦闘力低すぎるわたし、一般に撃沈。
今日はお譲りいただいたチケットでした。ありがとうございました。
番号が昨日よりずっとはやかったので、前の方で観られてとてもありがたかったです。ありがとうございます。
表情もくっきり見えた。
裕太さんの手元も見えたのが嬉しかった。いつも後ろにいるから指先が見えることってほぼない。
♪
たざわさん、ゆーたさん登場。
昨日のお衣装は白かったけど、今日は黒。
歌い始める前にお話の時間。
Ballad boxの名前の由来とか。
同じ曲でも、毎回毎回違う、っておはなしとか。
もう少し後やねんけど、曲の後で
「裕太のピアノはすごいよね。裕太のイントロで俺の歌が変わるもん」
って話をしていて、ゆーたさんも
裕太さん「田澤くん(ゆーたさん、たざわさんのことなんて呼んでるっけ?)の歌や、ここにいるみなさんの空気で僕の音も変わる」
っておっしゃっていて、もうなんかいつものことながらレベル高すぎてすごい。
リハするけど、リハと本番で弾いてること全然違うし、だからといって適当なわけでも準備不足なわけでもない、やるって決めてることはちゃんとある中で毎回違うのがすごいと。おっしゃっていた。
これってほんとにAKIHIDEさんのNAKED MOONのスタイルと同じなのよね…。
♪
1曲目は「道標」。
「道標」が、これからソロで歌っていく、という想いを歌った曲だったけど、だんだんとみんなの道標にもなれたらいいなと思うようになった、というお話をされていたんだったかな…。
すこし曖昧。
歌い続けて行くうちに、想いが変わってきた曲、だとはおっしゃっていた。
道標
生きてこそ
カナリア
夢の居場所
マイクスタンドがずっと置いてあって。
でも、マイクは手に持ってる。
「カナリア」では、マイクスタンドをポールダンサーかくらい使いこなしながら魅せてて、マイク挿さずにマイクスタンドこんな使いこなす人たざわさんだけやで。。
♪
「次の曲は。。。なになにソングです、とか、あんまり言わん方がええんかなぁ。
お別れソングです。
恋というのは衝動で、同じところを見つけては喜んで、でもそのうちにあれ?ってところが見つかる。
でも、その違和感も、(ころんとしたかたまりにジェスチャーで例える)『それもいいよね』って思える。
そして、ふたりの過ごした時間はころころころころ大きくなっていく。(ゆきだまのジェスチャー)今、これをゆきだまに例えてます。
でも、何かがあってそのゆきだまが壊れてしまったとき、
残るものは、違和感なんです。
『赤い大きな月の夜』」
赤い大きな月の夜
新月の心
幻想のジャスティス
3曲一気に歌って、MC。
「『赤い大きな月の夜』は、赤い月って言うけど、赤いって意味ではなくて。
すーごい大きな満月の夜、という意味。
この主人公は、覚悟を決めてお別れを言った側」
「満月の次は、欠けていって新月。
ひさびさ(って言ってたと思う)『新月の心』」
この曲もお別れだけど、赤い大きな~とはちがう立場、みたいなお話をされてたと思う。
「『月が綺麗ですね』ってあるやん。知ってます?」
裕太さん「。。。知らん。」
「裕太知らんの。夏目漱石がね、“I love you”を『月が綺麗ですね』って訳したと言われてると。
夏目漱石で合ってる?」
あってたあってた。
「でもこういうのって使いどころがむずかしい。
これ、どこまで言うていいかわからんけど、ある女性アーティストが言い寄られてる男性がいたらしくて、その人からラインが来てんて。
『月が綺麗ですね』って。
『そうですね』って返してんて。
伝わってない!!!」
ラインで「月が綺麗ですね」って送る男性、勇者やな…。
「最後は『幻想のジャスティス』。
正義って幻想だと思うんです。
争いは正義と正義のぶつかり合いだ、ってBLEACHで言ってました。話し合いで解決しようとしてない時点で争いはなくならない。
病気のファンの子のために、バッターがホームランを打つと約束しました。
ホームランを打ちました。
これは正義でしょうか?
打たれたピッチャーにも、病気のファンがいたんです」
この話のとき、客席がはっとさせられた空気になったように感じたのは、わたしだけだろうか。
「正義は、別の側面から見ると正義じゃなくなる。
どんなことにも同じことが言えるから、僕たちは、別の側面から物事を見ることも大切だと思う」
~グッズ紹介のコーナー~
やったはず!
グッズが乗ったテーブルをのそのそとはこぶたざわさんがかわいい。
ドラえもんのグッズ紹介のジングル弾いて!って言われてたから、ずっと裕太さんいつでも弾けるように鍵盤に指おいて準備してはってんけど、話の流れ的にこれ入れるやつじゃないな、ってなって指鍵盤から離したはるの見て、すごい阿吽の呼吸を感じた。
「同じピアノ弾いても裕太が弾くのはちがうもん」
って話から、
たざわさんが「ねこふんじゃった」を弾くレアな展開!!!
たざわさんの「ねこふんじゃった」も、めっちゃよかった!
ゆーたさん「センスあるやん」
ちょっとメロディーをアレンジしていて
「渾身の てろてって!(※メロディーの言葉わすれたー!)
普段絶対せーへんけど、勇気出してやってみた、てろてって!」
でも、ゆーたさんの「ねこふんじゃった」………っていうかアレンジが美しすぎてねこふんでない笑
たざわさんなんて言うてたかな、「ねこふんでみましてん」かなんか言うてた笑
てろてって!も普通に入れるから、
「てろてって!俺のやつぅぅぅ~!」
って言ってた(笑)
笑いのパクリに厳しいたざわ(笑)
※てろてって、じゃないねん。。メロディーと言い方わすれてん。。便宜上てろてって、でいきます。。
「でも途中、ねこが踏まれてぎゃー!みたいな音もはいってたなもんな~。さすがやわ~」
って言ってて、わたしはねこが踏まれてぎゃー!は感じられなかったので、ゆーたさんとたざわさんは、お互いの音の世界を完全に共有されてるんだなぁと思って、すごいなぁと感銘を受けると同時に、いいなぁ、素敵だなぁ、ってうらやましくなった。
「蜜蜂と遠雷」の世界を生で目撃した気分だった。
「僕はどうしても、『この音を弾こう!』と思っちゃう」
裕太さん「それは“PLAY”で、まだ“MUSIC”になってないんやね」
裕太さん、かっこよすぎるて。
グッズを作ろうと思ったきっかけ。
一昨年の北海道地震で、その場にいたこと。
ファンの方も避難所に行ったりして大変だったと思うこと。
僕のライブはTシャツ着てもらうようなライブじゃないし、グッズ作って来なかったけど、防災グッズになるような道具を作ろうと。
防災のグッズをどうぐ、っていうからドラえもんのテーマ弾かはってそこからドラえもんのテーマ弾く話になったんやったかな。
♪モバイルチャージャー
電池式。地震になったらコンセントが使えないからね。
北海道地震の時は、僕はパソコンを持って行ってたから携帯の充電ができたけど、なかったらできないからね。
ライト暗くして光らす。
「わずかな光と思うかもしれんけど、もの探すくらいはできるから!」
たざわさん、暗所恐怖症なのか、暗いときに
「こわい!」って言っててかわいかった。
♪マルシェバッグ
マルシェバッグのマルシェって何?って昨日言ってたたざわさん。
調べはったらしい。マルシェは市場って意味やねんて。
「市場手買ったものがたくさん入る!」
たざわのおしりも入る!って言うてはってんけど、今日はやっても見えへんし中腰になるし、裕太あとで写真撮ってTwitterにアップして!なんの説明もなく!大阪お疲れ!みたいな言葉とともに!行った人じゃないと分からんやつ!
って言ってはった。
そのツイートがこれ(笑)
田澤孝介ツアー二か所目の大阪2days終演!皆さん”LIVE”していました。LIVE=生きる。生きているから喜怒哀楽がある。会場から出たら目を背けたくなるような現実が待っているのかもしれない。でも、大丈夫。確実に良くなる!なぜならアナタさっきまで良い顔していたから!また会いましょう。次は福岡! pic.twitter.com/4DozbXv2NU
— 山本裕太 (@yuta_yamamoto_) 2020年2月20日
鏡といいいろいろ秀逸。(笑)
しかし昨日はおしりたざわさん見えなかったし、今日は見えそうな位置にいたし見たかったな~。。
黒は売り切れてしまったそう。
♪コースター
白にサイン入り。
返品交換可制度の話を今日もされる(笑)
白じゃないほうがよかった?赤とかのほうがよかったかな?
ゆーたさん「一緒や(笑)」
確かに白の印刷、グラデーションできれいなんよね。
♪ランタン
ランタンなくなってもーてんて。
でも作ったよって紹介、って見せてくださった。
グッズのテーブルのそのそと袖に戻して、ステージに戻ってきたときに、
「うりきれのグッズの話をするのは、こころぐるしい」
とオフマイクでお話されてて、なんと心の美しい人なんやと思った………。
「次の曲は、寿命を砂時計に例えてます。
大きさがどんなのなのか、残りの砂はどれくらい残ってるのか、それは人によって違うし、誰にもわからない。
終わりが分かっていたら、もっといろんなことが変わるのかもしれない。でも、見えないからこそいいこともある(※ニュアンス)
でも、ひとつだけ同じことがある。
それは砂の落ちる速度。時間だけは、誰にでも平等に流れている」
「この曲は、相棒(といって裕太さんに手を向けてた)に向けて書いた曲でした。
寿命を共にしていって、いい音楽作っていきましょうと。(※ニュアンス)
でも、長年歌っていく中で、これは、来てくれるみんなに向けての想いでもあるなと思うようになった。
今日200人が来てくれていて、200人の人生がそれぞれにある。(という話をもっと序盤でされていた)
そう思うと急に重くなるけど、でもほんとにそうだから。
CD聴くんじゃなく、こうして会いに来てくれることを“寿命をもらってる”って思ってた。もちろん僕たちも“寿命を使ってる”んやけど。」
Sandglass
「僕の曲は、基本的に『こういうのどう?』って(手を前に伸ばして、手を灯る火に例えるみたいなジェスチャー)みんなに見せて、っていうのが多かったんやけど、次の曲は初めて。みんなに向けて書こうと思って書いた曲。
ひとりで乗り越えないといけない夜がある。側に友だちがいるときもあると思うけど、それでもひとりになる夜はある」
「みんなの人生でも来れなくなる時があると思う。
でも、僕がステージで歌う限り、また戻ってこれる。
戻ってこれる場所をずっと作り続けていたい」
とおっしゃっていた。ここじゃなかった気がするけど。
AKIHIDEさんも同じこと言うてた~(T_T)って思うのはもうしかたない。。
夜に願えば
虹の袂
蒲公英
もう、イントロのピアノから音が瞬いてて、
ぜったいこれ瞬く星の光を♪や、って思った!!!
セセラキ
「人生には、波が立ちます。
どんな願いでも、波が立ちます。
“平穏に生きたい”という願いでもそう。必ず、邪魔が入るから。
」
ここで裕太さんが即興で弾いてらっしゃる音色が完全に波に乗ってて、最後が、今日は聴けないと思ってたあの曲であることを悟る。
「でも、そういう人生の荒波にも乗っていきましょう」
(ほんとはもっとこの10倍くらいお話されてて、もっといいことお話になっていた)
Wave Rider
「Wave Rider」聴けたのめちゃめちゃうれしかったなぁ。
大好きなんです。
でも、都さんがプロデュースだからかYUKIちゃんがギターだからか、きらっとした水色のイメージがあって、Rayflower感あるなと思ってて。
今日は流れ的に聴けないかと思ってた。
聴けた。
たざわさん、めちゃめちゃ動いて歌ってた。めっちゃ上手の端まで行ってた。
ゆーたさんのピアノも、すっごい水色。なみのり。
すごいよかった。
♪
ありがとうございました。
とても美しい時間でした。