2018.12.14(Fri)
TAKUI NAKAJIMA LIVE TOUR 2018
HEAVY!Feel The Noize.
at 大阪Music Club JANUS
行ってきましたーーー!(((o(*゚▽゚*)o)))
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16ビート限定の“DANCE!Feel The Noize.”
8ビート限定の“PUNK!Feel The Noize.”
に続いてきた“Feel The Noize.”シリーズ。
その最後を飾るのは“HEAVY曲限定”。
HEAVY限定ということで、リフが真っ黒な曲で埋め尽くされたセットリストなのかと思いきや、歌詞の“HEAVY”さをフィーチャーするターンもあり。
中島卓偉の音楽性と精神性、両面のHEAVYさに迫るライブでした。
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新曲「ぶっ壊したい」をアレンジしたSEに乗せてメンバー登場。
サポートメンバーはいくまさん、賢二さん、ぼんちゃん。
卓偉は黒ベースの柄ジャケットに赤のシャツにループタイ。
いつもおしゃれで素敵。
「ROCK THE FUTURE」を皮切りに、「FEED BACK'78」「ゲッザファッカゥッ!!!!」と、初っぱなから真っ黒なリフの曲の連続。
HEAVYな音圧に包まれて最高でした!!
序盤は卓偉の顔が半分しか見えなくて、
「ネバランより見えへんやん!」
って思いました(笑)(きっと卓偉は男性多いから平均身長の差)
「JANUSは見えない!」
って卓偉に手紙書いた人の気持ちが初めてわかりました。笑
それは置いといて。
はっきりとは見えなかったんだけど、1曲目から「BE MY BABE?」くらいまでかな?
オープニングからかなりの曲数を卓偉はギター持って歌っていて、とても驚きました。
音圧のHEAVYさを高めるためかな?
いつも多くて4曲くらいな気がするから、わたしが今まで見た中でいちばんギター持ってる曲数の多かったライブだったと思います。
「UP TO DATE」のイントロをお立ち台に立って弾いてる卓偉、かっこよかった!
「NAKED」めちゃめちゃひさびさに聴けてうれしかった~~~!!!!!
♪
印象的だったのが、「歌詞の“HEAVY”さに着目して歌うブロック」でした。
重い歌詞も俺の音楽だから、みたいなことを言ってたような、言ってなかったような。
そこで披露された3曲が、
「誰もわかってくれない」「いじめられっ子」「忘れてしまえよ 許してしまえよ」の3曲。
全部、「BEAT&LOOSE」もしくは「煉瓦の家」の収録曲です。
そうか。
重い歌詞、をテーマにセットリスト組むと、やっぱりこの時期に偏ってくるのか。と思わずにいられず。
この頃に思っていたことは、8ビート限定の記事にも長々と書いていたので割愛しますが、きっと、わたしはこれからも、この時期の曲をライブで聴く度に、病んでた自分が卓偉の音楽に救ってもらったことと、卓偉のことをものすごく心配していたことを思い出すのだと思います。
今日も思い出しました。
ただ、当時と違うのは、この頃の曲を歌う今の卓偉は、「乗り越えた」ように感じるところです。
この3曲の流れ、特に最後を「忘れてしまえよ 許してしまえよ」で締めくくる点については、卓偉自身も、MCで
「最後がこの曲だと救いがあるでしょ」
と言っていました。
(MC全然覚えられてないのでニュアンスで読んでね)
(卓偉こんな話し方しないね。。笑)
「誰もわかってくれない」
誰もわかってくれない
誰も気付いてくれない
誰とも解り合えない
死んじまえよ
見つけてくれよ「いじめられっ子」
負けんじゃねえぞ!死ぬんじゃねえぞ!
負けんじゃねえぞ!死ぬんじゃねえぞ!「忘れてしまえよ 許してしまえよ」
もうすべて 忘れてしまえよ
もうすべて 許してしまえよ
こうして歌詞を並べてみると、ひとりの主人公の成長の過程を見ているかのようですね。
そこまで意図しているかは分からないけど。
「誰もわかってくれない」も、「いじめられっ子」も、フロア全体で大合唱になる歌詞が、ぐさぐさ刺さる言葉ばかりで。
「死んじまえよ」
「見つけてくれよ」
「負けんじゃねえぞ!」
「死ぬんじゃねえぞ!」
言葉の刃っていうものはほんとにあるもんで、こういう言葉を叫んでいるとこっちの気持ちも暗くなってくるんですよね。
でも、歌っている卓偉は、まさしく、「忘れてしまえよ 許してしまえよ」の歌詞のように、
こんな小さなことで 何で悩んでたんだろう?
って思える時が来るから いつかこのことを 笑い話にしようぜ
って、この歌詞を書いた当時の卓偉を包み込めそうなあたたかさを感じるんです。
ああ、こんな今があってよかったな、と、心から思います。
あんまり言うと怒られると思うけどさ、ほんと~~~に卓偉は結婚してパパになってよかったよね!!!!!
♪
オープニングSEになっていた「ぶっ壊したい」も途中で披露。
「HEAVYな新曲やるぜ!」
って言ってた。
これまでのライブで聴いた話を総括すると、レコーディングはしていて音源は完成しているけれどもリリースを刺せてもらえないらしい。
でも、新作に向けてレコーディングを始めるらしい。
聴かせてくれーーーよおーーー!!!(笑)
大人の事情だろうから大声では言えんけども。(めちゃめちゃ太字にしたくせに)
「ぶっ壊したい」は、おーおーおー♪だったか、かあーあーあー♪だったかの、フロアの歌声の圧が天井へと昇っていくかのような感覚が最高でしたし、今後ライブでますます最高になっていく予感を感じました。
音源を早く聴いて、この天井への歌声の渦を定番にしたいです!
大合唱ができるライブっていいですよね。
大合唱の音圧に溺れることができるから。
すさまじい歌声の音圧の中で自分が立っていることに気づくとき、ああ、いまわたしはライブ空間の中で生きているんだなぁってことを実感します。
卓偉のライブの魅力のひとつが、大合唱で生まれる歌声の渦だと思うんです。
♪
「口パク禁止令」をひさびさに聴けて、わたしこれ聴けたのBEAT&LOOSEのツアー以来な気がするひさしぶりにあの指指すフリやったー!!とか、
「お願い胸騒ぎ」をひさびさに聴けて、わたしこれ聴けたの真夏もRHR!のAKASO以来な気がする嘘かも~🙏🙏🙏!!とか、
「X-RAY MAN」ひさびさに聴けためちゃめちゃうれしい~~~!!!やっぱりめちゃめちゃかっこいい~~~!!!とか、
「BLACKSIDE IN THE MIRROR」は何度聴けてもうれしいかっこいい~~~~!!!とか、
(順不同で申し訳ありません!)
久しぶりな曲や大好きな曲をたくさん聴けてすごくうれしかったです!
卓偉は、それまであまりツアーでもやってこなかった曲も、こうして蘇らせてくれるから優しいな、と思いました。
♪
今日唯一のバラードが「NEVER FADES AWAY」でした。
今まで聴いた中で、いちばんの「NEVER FADES AWAY」でした。
原曲はシンセやコーラスの印象が強いこの曲ですが、今日は卓偉がアコギを持って弾き語るアレンジ。
(原曲もアコギ鳴ってた!(*゚д゚*))←おい
「NEVER FADES AWAY」に限らず、今回はNO SYNTHESIZERなアレンジが多かったような。気がします。(原曲の記憶が曖昧)
「クリスマスが近いから」という理由で選曲したんだそう。
サンタクロースが歌詞に出てくるのはもちろんわかってはいたのですが、それよりも、その直前の
今夜君のBIRTHを祝う
けれど一つ知ってほしい
生まれた日じゃなく生んでくれた日ということ
のTHE卓偉哲学!!的歌詞の印象が強すぎて、あんまりクリスマスなイメージがわたしにはありませんでした💦
しかも、
“オーロラという指輪を君の指にはめよう”
とか、
“愛した弱音にしか聞こえないぜ”
とか、
“都会砂漠で足元を見失っても”
とか、クリスマス関係なく好きな歌詞が多すぎる!!!
今改めて聴いてみたら、リズムの音色もなんだかクリスマスっぽいし、なんだか急に「NEVER FADES AWAY」がクリスマスな装いの楽曲に聞こえてきました……。
調子よすぎてほんとてへぺろです(笑)
♪
話を戻すね!!
今日はクリスマスにちなんでいるからと、照明も、白をベースに、赤緑がアクセントになった、クリスマスイメージの照明になっていたんです。
赤緑オンリーだとちょっとクリスマス過ぎるんですよね。
ベースを白にして、ほんのりクリスマスカラーなセンスが素晴らしいです。
JANUS好き!(笑)
卓偉も、最後の“NEVER FADES AWAY~”を
“Merry X'mas for you~”
と歌っていて、感動。
しかも、最後の歌詞を
“君の手を この愛を”
って歌っていた気がする………。
歌詞どうだったかな、変えてた……!
あと、“つなぐんだよ”も2回歌うんじゃなくて変えてた気がする……!
忘れた……!(つ﹏<)・゚。
今まで聴いた中でいちばん、多幸感に溢れた「NEVER FADES AWAY」でした。
新しい彩りが見えました。美しかった。
“オーロラという指輪を君の指にはめよう”
は、音楽史に残る名フレーズだと思います。
なんて美しいの。
♪
ライブもラストスパート、音圧も歌詞もHEAVYな曲が多かった中、
「お願い胸騒ぎ」「BEATLOOSE」「BOOM BOOM BOOM」は、そんな闇を貫いてしまうくらい明るくって、これもまた救いなような気がしました。
BEAT&LOOSE~!!
って叫ぶ時のハピネス感、最高に素敵だなと思いました!!
♪
あっという間にクライマックス。
「存在」「ひとりになることが怖かった」が続けて披露されました。
この2曲が続いているのにも、すごく響くものがあって。
「存在」の最後の“君は一人じゃないから”が、「ひとりになることが怖かった」につながっている気がしたんです。
歌詞がHEAVYなターンで、「ひとりになることが怖かった」来るかなって思ったんですよね。 そしたらラスト1曲前のここで来て。
「誰も分かってくれない」も「いじめられっ子」も「忘れてしまえよ 許してしまえよ」も、歌詞を聴いてたら卓偉のことが心配になってしまうけど、そんな風に心が闇に沈んでしまった時の卓偉の答えって、「ひとりになることが怖かった」のラストに全部詰まっている気がするんです。
止まない雨はないと歌おう
いつか光は射すと歌おう
土砂降りの雨に打たれながら
初めて自分を信じたんだ
かっこつけることなどないと
自分を信じた それでも
ひとりになることが怖かった
ひとりになることが怖かった
誰かを強く痛く深く愛したいんだと気づいた
昔から卓偉の信念って、ずっと変わらないんだなあとしみじみ思いました。
今日という日に「ひとりになることが怖かった」を聴けてよかった。
♪
ラストは「高円寺」。
今日披露してきたHEAVYな曲たちをあたたかく照らすかのように、照明がずっと夕陽色だったのが印象的でした。
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次は3月!
リクエストベスト!!!
………………摩天楼の奈良公園と被りました……………。
今回の“Feel the Noise.”シリーズはバラードが少なかったので、そろそろスタンダードな流れのライブが観たいなと思ってたらまさかのリクエストライブ……。
それめっちゃ無意識に求めてたやつ………。
奈良と被るのはツラい………。
遠征考えたけどぜんぶチケット持ってる摩天楼と被った…。
ううう…。
これは行けるか分かんないけど、卓偉のことはこれからも応援してます………。