1年前の明日。2015年5月17日が、わたしにとって初めての摩天楼オペラのライブでした。
昨日のことのように思い出せるけれど、そこから駆け抜けた昨日までの日々は本当に幸せで、温かい光に包まれていました。
そして激動でした。全力でした。心を尽くして応援できた365日でした。
あまりにも幸せに充たされていたから、この365日が夢だったのかもしれないなって思うくらいです。
だから今が現実なのかな。
受け止めて下さい。
そう突き放されたけど、わたしは受け止められないよ。
わたしの摩天楼オペラを愛する日々は短いけれど、常に、優しくて温かいオペラーさんに支えられ続けた日々でした。
ありがとうございます。
だからこそ、愛した時間は短くとも、この発表を聞いた時に真っ先に降りてきた気持ちはどこか諦めにも似た納得でした。
“意識や信念の違い”
それを言われたら、何も言えなかった。
何か他にやりたいことがあるのなら、両立しようよ。
両立させているギタリスト知ってるよ。
でも、そんな中途半端な選択を許すわけがないってことも、わかったふりをすることもおこがましいけど、分かってました。
そんなあんさまだから、「やめる」って決断をしたんだってことも。
そういうところ、好きです。
でもこの選択は、いやだよ。
うっそぴょーんって言ってくれても誰も怒らないよとか、気が変わってくれないかなとか、とにかく撤回してくれないかなって、もう何回も何回も何回も心の中であんさまにお願いしてるけど、そんなこと絶対しないんだろうなって分かるからこそつらいです。
かっこわるくてもあんさまの美学に反してもいい。
美学とか今はなんでもいい。
やめないでほしいです。
でも、あんさまは撤回とか絶対しないんだろうな。ってずっとぐるぐるしています。
悲しい。
364日の摩天楼オペラを愛する日々の中での思い出はとても濃くて、5年分くらいある。
中でもあんさまをますます大好きになれたのが地球ツアーでした。
なんとなく、これだけ行けるツアーは最初で最後だろうなって思ってた。根拠は分からない。
皮肉だよ。なんでそんなこと想いながらツアーまわってたんやわたし。
そんなにも複雑な気持ちを抱えながらのツアーだったなんて、わたし微塵も分からなかったよ。ごめんね。
個人的な気持ちだけど、このツアーをさよならツアーにしてくれなくて良かったです。
だから摩天楼オペラの5人には ありがとうって伝えたいです。
何も知らずに地球ツアーをまわれたから、もっとあんさまが大好きになれたから。
最高のツアーで、美しい思い出だから。
だから今こんなに悲しいんだ。それでいいんだ。
すごく、納得するしかない発表だったから、以外とおりこうさんによーさんと彩雨さんには
「これからも応援していきます」
なんていいこちゃんぶった言葉を伝えられたよ。
でもねだめだった。そんないいこちゃんで終われなかった。
わたしにとって、バンギャル人生初めての、バンドの脱退解散劇なんだよ。
こんな初めていらんわ。
なんでしかもよりにもよってあんさまなん。
摩天楼オペラのあんさまが大好きって言うたやん。
地球ツアーで7割あんさまのギター聴く耳が完成してしまったんだよ。なんとかしてほしい。悲しい。
こういう悲しみって後から波のように畳みかけてくるんだね。驚きだよ。
今はもう悲しくてつらくてたまらないよ。
思い直して欲しい。
気が変わって欲しい。
嘘だって言って欲しい。
現実は決して変わらないのに、そう願ってしまうばかりだよ。
悲しい。