*SAKULIVE*

15歳の夏から続く、with BREAKERZな人生の軌跡。

AKIHIDE “SOLO” LIVE 2019 NAKED MOON2 - 星追いの少女 - at Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE 2nd

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2019.11.16(Sun)

AKIHIDE “SOLO” LIVE 2019
NAKED MOON2 - 星追いの少女 -
at Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE 2nd

ありがとうございました!(((o(*゚▽゚*)o)))

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*SET LIST

1.おもひで流星群(introduction)
2.星追いの少女
3.戦場のメリークリスマス坂本龍一
4.星の狂想曲
5.Namida
6.ブリキの花
7.朝顔のマーチ
8.星飼いの少年
9.ありふれた物語

-EN-

1.月の舟
2.青空

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2ndはお譲りいただくことができ、参加できました。
誠にありがとうございました!

自力の1stよりも100番近く番号が早くて、1階の前の方のいちばん上手側の席に着席できました。
端だと比較的前方が空きがち。

縦長のスピーカーがステージ脇に置いてある会場なので、スピーカー真ん前。
2階とは全く異なる音の世界でした。f:id:cherryoulife:20191119220450j:image

セカンドレーニア♥

濃いめのカフェインを入れたい気分だったので、ディープエスプレッソをセレクト。
初めて見たんだけど、これまでお店では目に入ってなかっただけかなぁ💦

コーヒーはしっかり濃く、きっちり甘くておいしかったです✨

定刻を少し過ぎて溶暗。
上手からAKIHIDEさん登場。

1.おもひで流星群(introduction)

最後の最後でだけれど、AKIHIDEさんがいつも“Introduction”とおっしゃるので、Short ver.としていた表記を変えてみた。
今日マスタリングの写真があがっていましたが、2分くらいの曲なんですね。

 

ということは、決してShort ver.ではなくIntroductionだったんだな~と思って。
実際のライブでの演奏時間もきっと2分はあるよね。まちがったこと書いてしまってて申し訳なかった。



何より驚いたのが、スピーカーの近さ!
音の大きさが全く異なりました。

音が飛んでくる感覚。
2階と1階、双方で聴くことができて、貴重な体験ができました。

2.星追いの少女

「星追いの少女」は、今日はなんだか歌声が切なげ。
横浜では、AKIHIDEさんの声量と歌力を実感できた楽曲だっただけに、声量を抑えてやわらかく歌う姿に、「星追いの少女」の新たな側面を見られた気がしました。
引き算の美学。

AKIHIDEさんは、ギタリストなのに、歌にもどんどん磨きがかかっていくなぁ。
すごいです。

1サビ終わりの間奏から、ギターのメロディーが3連符に変わる。
間奏からAメロにかけて重なりゆく3連符が、静かな音からどんどん強さを増していって、こちらも緊張感高まる。

♪わたし こんな子だったっけ?

(あたしかな?)

で音を切るまで階段を駆け上がるかのように音が高まっていって、とてもスリリングだった。

Bメロはなんだか、ハープみたいな音。

歌声はやさしくてせつなかった。

♪この気持ち 離したくないから…

のあと、ラララで歌が終わるけど、このあと追いかけた少女はどうなるのか気になる。

-MC-

今回も飛ばし気味で行きますねm(_ _)m

AKIHIDE「次にお送りするのは坂本龍一さんの『戦場のメリークリスマス』という楽曲です。
大島渚さんの映画のテーマ曲になっているんだけどね、俺、結構弾いてるんだけど映画観たことなかったの。
クリスマスってつくくらいだからこのシーズンになるとよく流れてるじゃない?
映画観たことある人いますか?」

意外とすくないんですねえ。

AKIHIDE「…………うーん。5分の1くらい?
観たことない方も多いんですね。
内容がね、重たいのよね。
インドネシアのジャワ島で、兵士を日本兵が捕らえておく施設での話なんだけど。
人間の限界を描いていて。えぐいんだよね。おもしろいんだけどね!
でも、クリスマスってつくくらいだから雪のイメージもあったんだけど、映画では全然雪も降らなくて。
でも、“クリスマス”が、敵対していた両者の何かを変える力を持っている、っていう作品なんだよね。
戦場とクリスマスって相反するものを描いている。
映画観てから違う感じで弾くようになってね」

おっしゃっていましたね。

AKIHIDE「横浜は雪景色の中で弾いてたの。
でも、その後からは違う感じで弾いています。
バンド演奏、合奏のおもしろみもあるんだけど、1人は1人で、描いた情景を自由に弾けるのが醍醐味だなぁと思うんです。
時に激しく、時に優しく、そういう感情がダイレクトに出せるのがいいなって。
心に描いた情景を共有できたらうれしいなって。
僕なりの想いを込めて、弾きます。
みなさんも自由に感じてください」

3.戦場のメリークリスマス坂本龍一

下手から真っ赤な照明。
Mt.RAINIER HALLは、アシンメトリーな照明の演出が多かったな。

アルペジオから始まる。
音がやさしくなったな、と思う。
耳にすーーって染み込んでいくのを感じる。

映画をご覧になるまでは、純粋に、曲のメロディーの美を磨いているような音、だったと思うの。
でも、AKIHIDEさんが映画を観た後の音は、メロディーそのものの美しさよりも、想いを乗せることに重点を置いている気がする。

息を、はーーーって、吸いながら弾いてることが多くって。深呼吸。
それだけ、音に想いが乗っているのだな、と思った。

メロディー弾きながら4つ打ちでベース入ってくるのもすごいし、1本のギターで一体何役してしまうのだろう、という驚き。

途中のじゃっじゃじゃ じゃじゃじゃじゃ…ってところも、音があたたかいな、と思った。
その後テンポアップ。

RAIN MANツアーの頃から大好きな曲だけれど、こんなにも雰囲気の違う「戦場のメリークリスマス」を聴ける日が来るだなんてなぁ、という気持ちになった。

-MC-

AKIHIDE「『戦場のメリークリスマス』でした。
映画に出演されているのがね、デヴィッド・ボウイとか。亡くなられましたけど。
坂本龍一さんご自身も出演されていて。ビートたけしさんとか、内田裕也さんとか、ミュージシャンやいろんな方が出演されているんですよね。
僕はなにも携わってないですけど!笑 よかったら観てみてくださいね」

大阪の時は、重そうだから観られない…と思っていたけど、今日のお話を聞いていて、観てみようかなあ、と思った!

話変わって、星のつく曲で全然やってない曲が。

AKIHIDE「『星の狂想曲』という曲なんですけど。MVも撮ったのにAmberツアー以来やってないんですよね。
やらなきゃいけない運命だったのかな?と思っています。
でもね、Amberでやってたときは、今日やるにはとてもムリ!ってアレンジで。
ソロしていく中での変化で、新しい形で演奏できて、曲も喜んでいるんじゃないかなと思います。
『星の狂想曲』今日は大人な感じでお送りしたいと思います」

4.星の狂想曲

照明が少し暗めで。
いつもAKIHIDEさんの左側に置いてある台の上に乗っている、ドライフラワーのツリーを見てた。(AKIHIDE家の私物らしい)
ドライフラワーにイルミネーションがついていて、ちかちかしてるのだけど、 この光、変わるのね……!(遅くないか)
きれいでした。

客席の壁には光でできた無数の□が。きれい。

1番のサビ前、思いっきり
♪熟れ腐る 想い出…
って歌ってた。笑

そして、サビの最後はきちんと
“星に祈る…”
と歌ってました。
星に願うのもひとり祈るのも好きですよ!笑

なんだか、今日は、“歌を聴かせる”「星の狂想曲」だなぁ、と思った。

ソロとしてずっと歌ってたもんねえ…なんてソロの歴史の長さを感じてみるけど、「Amber」以降はずっとインストで、昨年の「機械仕掛けの遊園地」がひさびさの歌モノの新作だったことを思うと、ほんと、AKIHIDEさん、恐ろしい子………!って思うよね…。多才…多彩…。

そして!2ndは、
♪熟れ腐る 想い出…
の歌メロが、原曲通り上がっていった………!
1stもそうだったかな。
これまではずっと、想い出⤵って下げてたと思うの。
情感高まったのかな。

歌にすごいエコー…ディレイがかかってて。
返ってくる歌の余韻を聴いてた。
歌声の余韻、AKIHIDEさんの後ろにほわんほわんと影を残していくようで。

2ndは“ゆるして…”を2回歌ってた。

-MC-

AKIHIDE「『星の狂想曲』でした。ありがとう~♪」

確実に語尾に“♪”がついてるありがとう~♪で、かわいかった。笑

次は「Lapis Lazuli」からのセレクト。

Namidaは心の底の悲しみを、涙で流してもいいんじゃないか、背中をさすってあげる、後押しするような曲。

AKIHIDE「そこからナミダくんって生まれたのかな?うーん。」

考え込んでしまうAKIHIDEさん。

AKIHIDE「どうだったかなぁ。。。

AKIHIDEさんが分からないことは、きっとわたしたちも分からない…!笑

月のタペストリーに、「Lapis Lazuli」の時のナミダくんがひっそりといるんだよねえ。

AKIHIDE「元々10…もう20年弱くらい前からかなぁ。ネット上で見られる絵本ってことでMOON SIDE THEATERっていうのを作っていて。『あおいなみだ』って作品があるんだよね。なみだのお話なんだけど。
ずいぶん前から原型はあったんだけどなぁ」

と、ここでナミダくんの説明!

AKIHIDE「ナミダくんってキャラクターがいてね。ぴちょんってした形なんだけど」

ってめっちゃ宙にナミダくんのしずく💧のシルエット描くけど、知らない人には絶対わからないやつ笑

AKIHIDE「ぴちょん……ぴちょんくんみたいなやつなの!

ぴちょんくんって言ってしまったらナミダくん台無し笑

AKIHIDE「10代の頃からいるキャラクターで。ぴちょんくんから生まれた訳ではないんだけど。エアコンがダイキンだった訳でもないし。
もちろんダイキンもいいエアコンだと思うんですけどね!」

こういうフォローがさりげなく入るところが好きなんだな~って思う。

AKIHIDE「僕にとってなみだ、ってとても重要なキーワードで。
聴いてください。『Namida』」

5.Namida

あたたかいNamidaだな、と思った。
照明が、壁に無数のまる○を映し出していた。
なみだのまる。

ハープみたいな音色の時があった。
ハープみたいな音、シタールみたいな音、あたたかい音、コチコチのわらびもちみたいな音。笑
ガットは多彩な楽器だな~。

-MC-

AKIHIDE「Mt.RAINIER HALL!
2階見えてますか?
無言で!(きっと2階からめっちゃ手を振ってらしたんだと思う笑)ありがとね~!はーい。
1階見えてるかな?見えてるよね。笑」

バッチリです!笑

AKIHIDE「Mt.RAINIER HALL、初めて来たんです。ライブで観に来たこともなくて」

RENOさんのライブには、AKIHIDEさん以外のLegend Guitaristが全員揃っていたのよ(T_T)
AKIHIDEさん忙しそうだもんな~と分かってはいるけど、そう思わずにはいられなかった(T_T)

AKIHIDE「ライブハウスとはまた違う雰囲気でね。聞こえ方も違うと思うんですよ。
心地よくやらせていただいています」

聞こえ方、1階と2階でも全然ちがう!
貴重な経験、させていただいています。

AKIHIDE「(NAKED MOONは)家で弾いてるような感じをみなさんと共有できる素晴らしさがあるなと思います」

去年のNAKED MOONで演奏した曲、として「ブリキの花」

6.ブリキの花

頭の照明が赤かった!
ブリキの花は、道端に咲くささやかなお花のイメージだったのでびっくり。

今日は、やっと!
♪永遠なんて言葉は 紙切れみたい
と歌うAKIHIDEさんが観られました…!
(横浜も大阪も、怖いもの知らずなのね そこが好きよ、と2回歌ってた)

紙切れは“みたい”なのね………!
※原曲は紙切れ“なの”
断定されないほうがわたしは好きです。
でも間違って覚えちゃったのかもしれないからあまり歌詞違いにはつっこまないでおきます(既にめっちゃつっこんでるやん…笑)

サビ前は
ころ ぱちん♪ がる♪
と指ぱっちん。

2番、最近音が揺らぐことが多い気がしてあれれ…?って思ってたのですが、今日は2番に入る前に完全に音が止まってブレイク。

1stで言ってた“あえて止まる”間がこれだなと思った。

そこから始まる2番は、ギターがこれまでと比べても自由なアレンジだったと思う。

だきし♪(ギターのボディの下のほうぼん、とたたく)めた♪

「ブリキの花」は、道端に咲くささやかなお花のイメージで、ふわっと寄り添うやさしいイメージだったのですが。
今日のブリキは、なんだか力強かった。

ブリキでこんなAKIHIDEさんの歌声が聴けるのだなぁと新鮮でした。
サビが特に。

洗練された綺麗なブリキだな、と思った。

-MC-

AKIHIDE「『ブリキの花』でした。
機械仕掛けの遊園地』を手にとってくださった方は分かると思うんだけどね、おばけのフィーリーとリスのアリスってキャラクターが出てくる物語なんだけど。
アルバム作って、ライブやって、タワーレコードで連載もさせていただいていてね。
1年くらいずっと、『機械仕掛けの遊園地』のことを考えてて。
(制作期間を含めると)3~4年くらいずっと、フィーリーのことばっかり考えてたの。
フィリフィリフィリフィリしてたから、今抜け出すのが大変でさ~」

フィリフィリフィリフィリ笑

AKIHIDE「次の作品を作ろうと思っても、フィーリーの片鱗がふくらんでいったりして。
フィーリーが心に棲んでしまった感があるのね」

ほぉぉ

AKIHIDE「物語のキャラが入り込んでくるのは初めてのことでした」

このお話、聞けてうれしかったなぁ。
すごいよねえ。

うまく言えないし本人はそういうことは一言も言ってないけど、
“物語の世界に入り込む作家さんの気持ちが分かった瞬間だった”
ということなのかもしれないなぁ、と思った。
ギタリストなのに歌もうまくて、作家としても大成されていて、すごいなぁ。
すごすぎて意味が分からなくなる。

AKIHIDE「『星飼いの少年』を作っていく中で、ライブで『機械仕掛けの遊園地』の曲を演奏すると、『機械仕掛けの遊園地』のキャラや、ライブでの景色が浮かんでくる。
そうやって、思い出すのがうれしいな、と思いながら弾いてました」

いいお話聞けた(T_T)

そして「朝顔のマーチ」へ。

AKIHIDE「グルーヴで絆を確かめ合うよ!」

クラップはAKIHIDEさんに言わせると“試練”らしい。笑

AKIHIDE「間違っても間違ってない!って顔しといてね。俺もそうしてます!笑」

7.朝顔のマーチ

クラップはひさびさに

👏👏👏 👏👏👏 👏👏👏 👏!

が来た~!
AKIHIDEさんらしいビートは身体が覚えつつあるけど、やっぱり
タタタ タタタ タタタ タン!
がないとクラップ&レスポンスをやった気がしない。笑

書いてて思うけど、わたしめっちゃAKIHIDEさんに教育されているなあ笑

ラストは急にAKIHIDEさんの腕の動きがカクカクしはじめて、
👏!👏👏👏!
で終わった笑

-MC-

AKIHIDE「爪にマニキュアみたいな、つけ爪用の固めるやつを塗ってるの。ネットで見たのよ。
スパニッシュギター弾かれる方とかは爪にアロンアルファ塗ったりするらしいんだけど、アロンアルファはちょっとこわいなぁと思って。
(商品名)なんだっけな~。固めるやつなんだけど。 塗ってないとあっという間に削れちゃうんだよね。
指で弾くとね、どうしてもなっちゃう。
でもね、ピックで弾くのとはどうしても違うのよね、音がね。
ギターってほんとおもしろい楽器だなと思って。
このギターと歌の編成………編成ってほどではないけど(ひとりだから笑)
ギターなかったら」

と、ギターをスタンドに置いて手ぶらになるAKIHIDEさん。

AKIHIDE「『NAKED MOONへようこそ』
………『なにをやるんだ俺は!』って話だからねえ。」

……漫談?(ごめん嘘嘘)

AKIHIDE「ギターがつないでくれた縁だなと思います」

ここから“星追いの少女”の由来と、「星飼いの少年」の説明。
星のナミダくんのTwitter動画の説明。
“盗み撮り動画”って言葉に「犯罪臭するけど!」って言ってた笑

8.星飼いの少年

2番ちょっとアレンジしたのかな?
軽やかなメロディだなぁと思った。

9.ありふれた物語

上手後方の幕を照らす光が、淡い桜色に見えた。
下手から檸檬色の照明がステージを満たしていた。

今まで、歌詞を聴きすぎて、ギターがあまり聴けていなかったけど、1サビ終わりの間奏がまた泣けるなぁと思った。

かき氷ほおばる歌声がいつも以上に切なくて泣いた。

また来ようねって微笑むから…♪
の来ようね、で首がかしげちゃんになっていてかわいかった。

そして問題?笑の ラストの歌詞は、

♪そう だけど かけがえない物語♪

って歌ってた。
よかった~1stの時聞かなくて。。笑

-EN-

Tシャツで登場。
タペストリーの巾着持ってる。

AKIHIDE「アンコールありがとう~。
グッズもね、もうひとつの作品と思って作ってます」

★月のタペストリ

AKIHIDE「タペストリー!やっとできた!
かわいいんです。飾りやすく、しまいやすい」

笑いが起きる笑

AKIHIDE「そして、使いやすい。へへへ」

かわいいな笑

AKIHIDE「これ、結構おっきいの。
試作でいろいろ作るのよ。布のサイズもいろいろあって。これじゃないとか、これじゃないとか。布の種類も他にもあってね。
色味も描きなおしてもらったりとか。」

こだわり抜いて作られているんだなぁ。

AKIHIDE「かわいいよね。
(たしか巾着をさして)これがぴちょんくんみたいなナミダくんです!
よろしくお願いします!」

★赤について

AKIHIDE「赤は僕のカラーではない色でね。新鮮な色。
ビジュアルにも赤い星があったり、ピンクの衣装を着てたりね。
スタイリストさんにもコンセプトストーリーブックを読んでもらって、イマジネーションを膨らませてもらって、作ってもらいました」

こだわりがすごいなあ…。

AKIHIDE「帽子もね、赤い糸で縫ってあったり羽根がついたりしてて、こだわりの衣装を着させていただいています」

このこだわりを一緒に作り上げてくれるスタッフさんやデザイナーさん、スタイリストさんがいらっしゃるって素敵なことだなぁと。
AKIHIDEさんが心置きなく制作に打ち込めて、こだわりを貫ける環境を作ってくださって、ビーイング様、ありがとうございます…!と思っています。

AKIHIDE「音源は3ピースだけで作っていて。
僕の音と、ベースのすなぱん、パーカッションのみのっくと3人の音だけで作ったアルバムです。
3ピースすごいやってみたかったんだよね。
新しい挑戦ができました」

機械仕掛けの遊園地」が、様々な方の力を借りて、音の要素がてんこもりフルコース!みたいな作品だったから、次作でシンプルの境地にたどり着けるAKIHIDEさんが、ただただすごいなあ…と思います。

他にも新しいことやりたいなと、アナザージャケットお渡し会のお話。
そして、次は「月の舟」。

AKIHIDE「これだけ違うのが(ギターね)登場でございます。
スチールギターっていってね。
ナイロンギターはクラシックとかスパニッシュ系でよく使われていて、かたい音が出ます。
“ギターはオーケストラ”という言葉を体現したような楽器で、いろんな音が出せます。
スチールはきらびやかな音が出るんです。
音の違いを感じていただけたらな、と思います」

いつもガット、アコギと書き分けていたけど、ガット、スチールにしたほうがいいかなぁ。
ガットもアコギのうちだよね。それは分かっててガット、アコギって書いてはいたんだけど笑

1.月の舟

1stのストロークのところは、ベースが分離して聞こえたと書いたけれど。
2ndのストロークのところは、高音が分離してきこえた。笑

やっぱりわたしが分解してしまっているのだろうか。笑

その高音が、ピアノ線みたいな細さの銀の筋が、さらさらときらめいているような音で、なんだかサラサラしていた。
和音の音の上で光を反射しながらきらめいているのがとても美しかった。

-MC-

スチールギターからガットへ交換。

AKIHIDE「名残惜しいけど、最後の曲です。
最後の曲は『青空』という曲です。
20年弱前くらいに、自分のために、自然とできて、自然と歌っていた曲です。
気が向くと歌う曲で、作品になる日が来るとは思ってもいませんでした。
アコースティックギターで、弾き語りでツアーを回っているうちに、『青空』の持っているストーリーと、『星飼いの少年』のストーリーが合致して、制作が進んでいきました。
この瞬間に、縁を感じています。
聴いてください。『青空』」

2.青空
………いろいろ、考えてしまうのは。
わたしだけではないよね。

この歌詞を書いた時、AKIHIDEさんに、何があったんだろう、とか。
家でこの曲を歌う度、AKIHIDEさんは何を想っていらっしゃったのだろう、とか。
どんな想いで、この20年を生きてこられたんだろう、とか。
もしかしたら、AKIHIDEさんは、この曲の言葉たちに勇気づけられて、ここまで来られたのかもしれないな、とか。

20年という時の重みを感じながら聴いていたらめっちゃ泣いてしまった。

アンカラーの照明に、ステージ背面に照らされる無数の白の四角の光。青空に浮かぶ雲のよう。

AKIHIDEさん、とてもやさしい笑顔でサビ終わりの間奏を弾いていた。

最後の虹、の歌詞で照明が虹色になったのが、とても美しかった。

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予約特典会は、何か中身のあることを聞いてもよかったのだけど、わたしにとってこれがファイナルだったので、伝えたいことをお伝えして終わりました。

11月頭から始まって、2週間でめまぐるしく終わってしまったわたしの星追いの少女でしたが、素敵な時間を過ごさせていただきました。

1月のアルバムリリース、そしてツアーがとっても楽しみです!

ありがとうございました!(((o(*゚▽゚*)o)))