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*SAKULIFE*

音楽と桜とミルクティーをこよなく愛す、社会人の感情と日常の記録。

「すき」アクセル。

音楽と人間性は比例するのか」
 
というような話を、最近よくする。
 
答えは明確。NOである。
 
わたし自身、人間としてとても未熟だなと日々痛感しているところだから、他人の人間性についてとやかく言えるような立場ではない。
人間性の善し悪しなんて簡単に、それも他人が決めていいものではない。
だけれども、世の中には、非常に破天荒で、どうしようもない人が、人々の心に刺さる素晴らしい音楽を創ったりする。それはまぎれもない事実だと思う。
 
だけれども、わたしの場合、
「ひとりの人間として、尊敬できる人の音楽をすきになる」傾向が強いことが分かってきた。
今までの音楽を愛する人生の中で、こんな切り口で自分の「すき」を考えたことがなかったから、新鮮。
 
破天荒でも、素晴らしい音楽を創る人が世の中にいることは知っているけれども、そういう人を、わたしは「すき」にはならない。
 
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例えばAKIHIDEさん。
社会人になってから「すき」な人が増えたけれど、やっぱりAKIHIDEさんはわたしの生きる道しるべを創ってくださった本当に本当に大切な人。
 
そして、今こうして振り返ると、わたしの人生で初めて、音楽だけでなく、人としても心から尊敬して、すきになったギタリストだなぁと思う。
 
AKIHIDEさんを好きになった秋のことは今でもはっきり覚えている。
 
2007年のSWAPPING ROCK PARTYの日に、とあるJannerさんから、Acid Black Cherryのフリーライブの映像のDVDをいただいたのがきっかけだった。
 
それまでもちょっぴり気になる存在ではあった。7月のフリーライブでかわいい人だなと思って観ていたから、SRPも
「あきちゃんが観たい」(フリーライブでyasuが「あきちゃん」って呼んでたから当時はわたしもそう呼んでた)
って下手に行くつもりだったんだけど、Zepp大阪の作りがよくわかってなくてドアを開けたら上手だったから仕方なく上手にいることになってしまった。
その結果、BREAKERZの時は上手にいたのに人に埋もれて全然観えなくて、Acid Black Cherryの時は下手だから上手のわたしには当然のように観えなかった。っていうわたしらしいしょんぼりエピソードがある。
 
7月からミーハー的な気持ちであっきーは割と推しメンだったんだけど、それが本気になるまでには至らなかった。ABCにはいろんな感情が渦巻いていたころだったしね。
 
その状況を大きく変えたのが、先に述べたフリーライブのDVDだった。
 
当時はタイトルがまだなかった、「君がいるから」。
 
yasuが急遽創ったというこの曲。
この、AKIHIDEさんのアコギのソロに、わたしは耳を奪われた。
 
すごく、音がきれい。
 
すーーっと、上から感動が降ってきたような感覚だった。
 
余談だけど、当時のわたしにとってJanne Da Arcのyouちゃんは唯一神だったから、この時焦りを感じたのを忘れない。
これは、youちゃんよりもすごいアコギに出逢ってしまったかもしれないと。
 
でも、その焦りの直後、11月中旬に、youちゃんのアコースティックツアーがあった。そこでyouちゃんの情感溢れる凄まじいアコースティックギターを聴いて、
「あぁ、youちゃんもやっぱりすごかった」
ってほっとした。人生はよくできている。
 
話を戻して、そうしてわたしはAKIHIDEさんをすきになった。
 
そんなAKIHIDEさんへの「すき」がより加速したのが、なんとなく読んでいたブログの「LIFE」だった。
ご友人にお子さんが誕生された、とのご報告と共に、
「こころよりおめでとう」
という言葉が添えられていた。(この記事だよ)
 
他のAKIHIDEさんの表現と比べたら取り立てて言うほど詞的な表現ではないけれど、この時すっと、「素敵な言葉を使う人だな」と思った。これがAKIHIDEさんの言葉に惹かれるきっかけだった。「いいな」って思った。
 
AKIHIDEさんの「すき」アクセルを加速させたのは、「言葉」だった。
 
ここから、ギターだけでなくAKIHIDEさんの言葉や世界観全部を好きになっていく。
そして、AKIHIDEさんのおかげで、今のわたしがある。
 
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そうやってバンギャル人生を振り返って思うのは、わたしの「すき」が加速するのは、その人の「言葉」を聴いている時なんじゃないかってこと。
 
摩天楼オペラもそうだった。
 
深く好きになったきっかけは、「鬼奴のいるライブハウス」でライブ映像を観たこと。入口は音楽だった。
「あ、やばい。これはやばいやばい」
って一気に引き込まれた。
 
それからライブに行くようになって、そのさまがMCで、
「『希望』を届ける」
ってお話をされている真摯な姿に、AKIHIDEさんの姿が重なった。
きっとここで、「すき」のアクセルがより踏まれたんだと思う。
 
「続けていく」「希望を歌う」
そんな、光のある言葉を、前を向いて歩いていく姿勢を、きちんと言葉にして届けてくれるバンドに出逢えてよかったと思った。
 
5月4日もそう思いながら、「ether」の前のMCを聴いてた。
 
……まさか11日後にギタリストがいなくなるって言われるとはさすがに思わなかった。笑
 
でも、わたしにとってあんさまのいた摩天楼オペラは、もう完全に過去になった。我ながら薄情だなって思うけど、5人の摩天楼オペラが続いていたら、って考えない日はないけど、でも、そんな日はもう来ないもん。
 
今日10月2日のチケットが発送されたとメールが来ていた。
 
これからは、新しい摩天楼オペラを、新しく好きになるよ。
 
それでもきっと、新しい摩天楼オペラを、好きだと言える確信が、ある。
 
あんさまがいなくなったのは悲しいけど、あんさまがいなくても、そんな確信が持てるくらい、摩天楼オペラは素晴らしいバンドなんだ。
 
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そして最近のマイブーム。田澤孝介さん。
(安心してください。マイブームで終わらせるつもりはありません)
 
ほんとーーーにすきです。めっちゃすきやねんけど。
………どうしよう!!!!(笑)
 
ほんまに、歌めっちゃ上手い。
最初に度肝を抜かれたのは、やっぱり6月8日の「サバイヴノススメ」のハイパーロングトーン。引き込まれたきっかけは、歌声。
 
でも、たざわさんをより「すき!」って思ったのは絶対MCやと思うねんな(笑)
6月8日の、「好きなメンバーをめっちゃ全力で呼ぶ時間」での、オペラーへの配慮は神対応だった。本当に。(ハイパーロングトーンとこの時間の感動は当時のライブレポに余すことなく詰め込んでいるのでもしよければご覧ください笑)
 
あの提案してくれたのYUKIちゃんやったみたいやからYUKIちゃんがGJなんかもしれんけど(笑)
 
わたしはたざわさんの人となりを語れるような資格はないけど、でも、本当に、気遣いができて、フォローも完璧で、素敵な音楽への姿勢を持った方だな、と思う。(具体例がなくてごめんね)
 
6月8日のあとBALLAD BOXにふらっと行ってみたり、先日のRayflowerのワンマン行ってみたりしても思ってん。
たざわさんの言葉にはいろんな人への心遣いや強い信念があって、聞いてて
「。。。。。すき」
って思うねん。笑(なんの告白や恥ずかしいわ)
 
やっぱり、わたしの「すき」アクセルは、MCでより踏まれる。笑
 
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こうして「人間性」というか「人となり」と「好きな音楽」を絡めて考えたことって今までなかったけど、言葉から垣間見える「人となり」を通して、わたしはその人の音楽をより好きになっているんだなぁって痛感した。
思いがけないところで、好きな音楽の共通点を見つけた。
 
そんな中で、爆寸の帰りの電車で友達が
「人としても好きって思わないとライブまでは行かない」
って言ってて、なるほどなぁって思った。
 
わたしは聴く音楽の幅が狭いというか、「すき」になるハードルを自分で上げているから、「すき」と「ライブ行く」はイコールやけど。
「すき」になるんやったら、自分の中での一過性のブームじゃなくてきちんとずっと「すき」で居続ける覚悟で「すき」にならなあかん、って思ってて。
 
だから、結果的にその「すき」に、人となりの「すき」が含まれているのだと思う。
 
そうして音楽を通じて、心から尊敬できる人に出逢えたり、自分の現実との向き合い方を変えていこうって思えたりするって、すごく幸せなことだなって思う。バンギャルでよかったや。
 
わたしはこれからも、「すき」アクセルを踏みながらバンギャルを謳歌していこうと思う。ぶんぶーーーーーん。