*SAKULIFE*

音楽と桜とミルクティーをこよなく愛す、社会人の感情と日常の記録。

中島卓偉“PUNKY SIXTEEN,GOES TO THE FUTURE” at BIGCAT

2015.9.26(Sat)

TAKUI NAKAJIMA LIVE TOUR 2015 PUNKY SIXTEEN,GOES TO THE FUTURE
at BIGCAT
 
行ってきました!
 
中島卓偉、今日も最高でした…!
 
デビュー16周年の締めくくりを飾るこのツアーのタイトルは“PUNKY SIXTEEN,GOES TO THE FUTURE”。
 
デビューして16年、上京するまでの年齢と同じ数だけこの世界で生きてきて、振り返って色々思うことも、当時の自分に伝えたくなることもあるんだろうな、ということを改めて感じたツアーでした。
 
初っ端からラストのことで申し訳ないのですが、今日のライブのラストを飾った「PUNKY SIXTEEN BOY」が、とてもとても沁みました。
「煉瓦の家」をあまりにも予習できていなくて、後悔する瞬間が結構多かったのですが、だからこそ、ほぼ初聴きと化した「PUNKY SIXTEEN BOY」の卓偉の壮絶な半生に面食らいました。
卓偉の歌はいつも、心にダイレクトに刺さってくるから、それまでにも何度もこみ上げてはいたけれど、涙が流れるまでにはならなかったのに、この曲を聴いていると静かに涙が頬を伝いました。
 
歌詞の中身を真剣に、それも初めて聴いて、こんなにも情景が見えて身に詰まされる経験は初めてでした。
 
東京の空を前に、絶望する卓偉も、自惚れてみる卓偉も、音楽に救われる卓偉も、見えた。見えたよ。
歌う卓偉の後ろに、15歳の卓偉の影が確かに見えました。空の色も、海に舞う夕刊も、道端にばらまかれた新聞も、ひとつひとつ、はっきり情景が見えました。
歌の力だけじゃなくて、卓偉にはこんなにも物語を魅せる力があるのだと、卓偉の歌声の偉大さを改めて感じました。
 
「3号線」とか、「高円寺」とか、自らの半生を切り取ったかのような楽曲は今までもたくさんあったけれど、今までの曲はどう、受け止めていいのか分からなくて。
情景が見える、それはきっと今日の「PUNKY SIXTEEN BOY」と同じだった。
むしろ、見えすぎていたからこそ、受け止め方が分からなかった。
でも、前情報がなかったからこそ、心で全部歌詞を受け止めてしまって、だからこそ、すごく面食らったし、すごく刺さった。
 
16歳の卓偉は、23歳のわたしよりも壮絶な人生を生きているなと思った。
すげーなこの人。って思った。
 
そして、こんなにも壮絶な人生を送ってきている人の言葉を、音楽を、歌声を、聴けているのだなぁと思うと、中島卓偉という人の生み出す音楽が、今まで以上に尊く、そして説得力のあるものに感じられました。
「続けろ」も、「大器晩成」も、「YES,MY WAY」も、「ひとりになることが怖かった」も、卓偉の生み出す言葉そのすべてが、そのあまりにも濃密な半生に裏付けられているのだなと感じました。
 
「PUNKY SIXTEEN BOY」は上京した当初の物語ということもあって、なんだか今までの前向きな想いが生まれるきっかけになった頃の出来事なんじゃないかなと勝手に感じました。
今まで、なんで卓偉がこんなにも強く前向きなのか、その言葉に救われながらもよく分かっていなかったけれど、その根源に、すこし、この曲で近づけたような気がします。
 
「3号線」も、「高円寺」も、昔の物語を歌う理由が今回のツアーでなんだか見えたような気がしたよ。
凄まじい生き様の上に創られた音楽を、聴けているんだなぁ。
 

 
さてさてオープニングに戻ります。
 
今日のミュージシャンのみなさま
⇒Guitar生熊耕治 / Bass鈴木賢二 / Drums石井悠也
 
耕治さんは蝶ネクタイ(かわいい)、悠にゃんはネクタイにシャツ、賢二さんもフォーマルな格好。
卓偉の意向なんだろうけど、いつもぴしっとしてて好きです。
 
で、ベース。賢二さん。賢二さん。なんだけど賢二さん見る度髪型違いすぎて毎回賢二さん。。。だったよね今回?!ってなる笑
 
今日はくるくるパーマで、入ってきた瞬間
「今日ベース賢二さんだよね?!9mmのボーカルさんみたいな人いる!!!」
ってなった(笑)
お帽子の時とモヒカンの時も知ってるんだけど賢二さん髪型の触れ幅広すぎ(笑)
 
卓偉は今回の衣装も可愛かった~!
ベージュのタータンチェックバーバリーチェック?のジャケットというか…なんかボタン全部しめられるやつ(分からん)にグッズのヘンリーネックTシャツ。下は黒のズボン。
 
最初チェックのボタンを全部閉めていたのだけれど、途中でボタン開けて中のTシャツが見えて。
ボタン外してもまだ暑そうだけど、脱いだら全身黒になるから卓偉嫌そうだな、と思ってたらジャケット脱いだと同時に白黒ドットのスカーフをネクタイにしててこだわりを感じてさすが卓偉だなと思いました!
でも最終的にスカーフも取って全身黒にw
でもTシャツはグッズだから、後ろにはロゴも入ってて(かわいい)全身黒でもかっこよかった!
ファッションにこだわる卓偉がロックで好きです。卓偉なりの流儀があるのだろうな。
 

 
1曲目は「大器晩成」!
さすがに予習不足でも分かった笑
 
2曲目は「続けろ」!
これも分かる!
 
っていうか
“続けろ!続けろ!続けるおまえ めっちゃストロング!
続けろ!続けろ!辞めないおまえ めっちゃストロング!”
って言葉の力強すぎやわw
 
卓偉の歌は基本的に自分の心に語りかけて来るように聞こえるから、始まって5秒で
「え、わたし今の会社続けんの?!?!」
って思った(笑)
そんなことは言われていないし自分で決めろ(笑)
 
…続けます!(笑)
 
賢二さんがめっちゃストロング!って感じでとても素敵です!
 
“最高のヴィンテージと呼ばれる日まで”
っていう歌詞も最高ですね。
 
“続けろ!続けろ!続けるおまえ めっちゃストロング!
続けろ!続けろ!辞めないおまえ めっちゃストロング!”
 
って叫んでたら、どんなことも続けられる気がしてくるから、卓偉のライブの力はすごいよ。
 

 
新作「煉瓦の家」の流れを断ち切ったのは「トップランナー」だったと思う!
この選曲の段階で、「前向きな曲を歌いたいのかな」と思っていたら、ほんとに今回「Calling you」以外、前に進む力を歌う選曲ばかりだった…!そういう言葉を伝えたい時期なのかな。
昨年のツアーは「Without you」なんかも聴けたから、その傾向が強まっているのかなと思いました。
 

 
「焼酎ギャル」は相変わらずのスーパーコール&レスポンス曲で素晴らしかったです。
卓偉のライブの大きな魅力のひとつが、「卓偉もオーディエンスも超全力のコール&レスポンス」だと思います。
楽しい。大好き。
 
「焼酎ギャル」は冷静に考えると歌ってる部分おかしい。
 
まじ焼酎ギャル♪焼酎ギャル♪
\次の日残らない女~~!/
麦じゃねぇだろ!
\やっぱ芋芋!/
記憶飛ぶまでいっとこ!
\オーライ!/
 
………なんでわたしは「次の日残らない女ァァァァァ」って大絶叫してるんだ。おかしい。笑
 
音源だとベースもギターもめっちゃ好きなんですけど、そっちに気が回らないくらい卓偉との声量バトルを繰り広げる曲です(乾杯、じゃない完敗)
大好き。
 

 
「YES, MY WAY」は、きっと一生、「最悪の時は過ぎ去ったはずさ」という歌詞で、辛かった去年を思い出してこみ上げると思う。笑
前半戦は前向きソングばかりで、そのたびに心にそのまま突き刺さってくるので、自分の人生を重ねては泣きそうになっていたのですが、この空間にいる人みんなにこの歌声が刺さってるからこそ、こんなにも卓偉コールに溢れた愛ある空間が生まれるんだなって思った。
BIGCATにいるひとみんなの心に刺さる歌を歌える卓偉ってほんとうにすごい。
 
開演前はあまりにもフロアがすかすか過ぎて心配だったのですが、この場所にいるオーディエンスに、これほどまでに深く愛されているならば、それでいいんじゃないかと思えるほどに、卓偉のライブ空間は卓偉への愛に溢れているなと思います。
ここまでひとりひとりに刺さる歌を歌えるのだと知っているからこそ、もっとたくさんの人に卓偉の魅力を知ってほしいという気持ちも芽生えてしまうんだけどね。卓偉がどう思ってるかは分からないけど。
だけど、卓偉の強い歌声と、この愛されている空間は中島卓偉というひとりのアーティストの持つ大きな財産だなと思いました。
偉そうに申し訳ないんですけど、本当にこんなに濃く愛されていることは強みだと思うなぁ…。
 

 
「煉瓦の家」収録曲では「ここじゃないとわかっているのに」が凄かったです。
1番、2番では“窓の外を見ていた”、3番?では“雑踏の中にいた”という歌詞が何度も繰り返され、その間に歌詞が挟まっています。
わたしたちはこれらの歌詞を歌って、卓偉とのコール&レスポンスのような形になる曲です。
 
1番はこんな歌詞なんです。
 
窓の外を見ていた 俺は一生このまま老いていくだけなんだろうか?
窓の外を見ていた 込み上げてくるこの怒りと悔しさはなんなのか?
窓の外を見ていた ただ代わり映えしない日々が過ぎていく中で
 
“窓の外を見ていた”って連発していると、窓の外を見ながら、歌い手が絶望している情景が、浮かぶんですよ…
 
“窓の外を見ていた”っていう言葉が、想いに背景を形作っていました。
そんな風に感じるのは初めての経験だったのでとても驚きました。
 
悠にゃんも太鼓の縁を叩いててすごい好きな音だったんです。
青い照明が印象的で。
ギターソロで耕治さんが紹介されたのはこの曲だったかな。
 
中島卓偉の初ライブでも、「テレビジョン」のソロの時に耕治さんが紹介されていて、
青い照明に包まれてソロを弾く耕治さんと、ソロが終わると拍手が起きるオーディエンスに衝撃を受けて、すごく温かい空間だなと思ったんです。
今日はその日のことを思い出しました。
耕治さんの音はなんだか青い色が似あうなぁと思います。
 

 
「TO THE MAX」も聴けて嬉しかったし、「(It's gonna be) OK」は初めて聴いたような気がする!
「PUNK」もめっちゃ途中アレンジ入ってて、「わたしこのPUNKわからない!」って思った笑
「UP TO DATE」は卓偉もギターを持ちながらの演奏。イントロが卓偉のギターだった!!!!
この曲チューニング違うんだっけな、さっきのちょっとしたMCで生熊さんと賢二さんチューニングできたんかな、とか考えてた。
でも観てなさ過ぎてどうしてたかはわからないw
 

 
「UP TO DATE」から、「もっとヘヴィなの行くよ!」という声で始まった
「御城寺梨紗~all good idols go to heaven?~」は、ヘヴィですごいかっこよかったんだけど、途中のタイムマシーン3号さんのニュース速報の部分を
 
「長いんで ばっさりカットします!」
 
ってちょきんてはさみでカットする(業界の人がやるやつ)ポーズでカットした卓偉が面白すぎて、それで全部持っていかれたwwww
カットなんだwwwwwいいんだカットでwwwww
 

 
ライブ中盤の山場は間違いなく「Calling you」でした。
「Calling you」が中盤の山場って、なんて贅沢なセットリストだったのだろう。
だけど今日1番の贅沢は間違いなく「PUNKY SIXTEEN BOY」にありました。
「Calling you」で生まれた山場は、ここからさらに頂へと駆け上って行くからすごいです。
 
この曲の前が「いじめられっ子」で、
「いじめられっ子にも、言葉をかけてあげてほしい。この曲で呼んであげてほしい」
って卓偉は言ってて、個人的には好きになったきっかけの曲なのでそういう文脈の曲にはしたくないなと思ってしまって、すみませんでした……。
 
「Calling you」と言えば、いつぞやのBIGCATでの「Calling you」で、イントロの大合唱の後に、どこからともなく拍手が起きたことがあったんです。
その時に、卓偉に「何年も歌ってきたけど、あの場面で拍手が起きたのは初めてです!ありがとう!」って言ってもらったんです。
 
だから、大阪ではそれ以来、「Calling you」のイントロの大合唱の後に絶対拍手が起きます。起こします。
今日も拍手したんだけど、わたしはその度に「初めて」と卓偉が言ってくれたあの日を思い出すんです。
同じように拍手している人が他にもいるのかなと思うと、記憶を共有しているようで嬉しかったです。
 
あの日のBIGCATの景色は、忘れられなくて。
大合唱の後のとてつもない達成感、みたいなものを、わたしもすごく感じて、会場全体が感じたのも、感じて。
だから、どこからともなく生まれた拍手で。
ほんと拍手したくなるような大合唱だったんだよね。
 
「Calling you」、最近大合唱ソングになっちゃってるけど、そのひとつのきっかけだったんじゃないかと思うくらい、あの日の「Calling you」は凄かったんですよ。
 
この曲を歌うたび、きっといつも、あの日のBIGCATを思い出します。
今日もBIGCATだったから、その時と重なって嬉しかったなぁ。
 

 
「どんなことがあっても」の大合唱もすごかったです!
新曲でこんなにも会場に響き渡る大合唱が生まれて、卓偉嬉しかっただろうなぁって思いました。
これから、育って行って、究極の大合唱ソングになるといいなぁ。
 
「蜃気楼」も聴けて嬉しかったです……!
いつぞやのBIGCATでこの曲のときにしんどくなって座り込んでしまったんですよね…。めっちゃ覚えてる。蜃気楼ぉぉぉってなったの。笑
だから、同じ場所で悪い傾向を取っ払えたような気になりました。良かった!名曲!
もうBIGCATこわくない!
 
本編ラストは「煉瓦の家」。
 

 
アンコール1曲目は「東京タワー」
 
2曲目が「イノヴェイター」だったかな。めっちゃロックンロールしたよ!
 
そして最後が、冒頭にお話しした「PUNKY SIXTEEN BOY」でした。
 

 
卓偉のライブを観るといつも生き方について考えさせられます。
 
卓偉のライブを観た時に考えていたことや感じていたことはいつも記憶にしっかりと残っていて、自分の生きる上での区切りになっているんだなぁと思います。
 
なんだかいつも卓偉の言葉には救われていて、なんだか歳を、年を重ねる毎に年々「ただただ死ぬほど楽しいライブ」から「救われるライブ」へと変化しているような気がします。
その眩しいほどに前向きな言葉の裏にはたくさんの壮絶な思い出があるということを、うっすらとではあるけれど知っているからこそ、卓偉の言葉は本物で、心に強く響くのだと思います。
 
これからの卓偉さんがどのような方向性の音楽を魅せてくださるのかは分かりませんが、これからもずっと応援していきたいなと思います。
ありがとうございました。