*SAKULIVE*

15歳の夏から続く、with BREAKERZな人生の軌跡。

11年目の節

DAMIJAWが大好きな方はここで終えていただけたら本当にうれしいです。
 

 DAMIJAWって、本当に音、かっこいいじゃないですか。
 
だから、この日はライブを観ていて、いつまでも「DAMIJAW」が「Janne Da Arcベースka-yuのソロプロジェクト」っていう枕詞から抜け出せていないのがなんだかもどかしく感じてしまったんです。
ここまで活動してきた以上、「DAMIJAW」というひとつの名前で、この音楽が広がって行ったら、もっと好きになってくれる人が増えるんじゃないかな、増えてほしいな、なんて思っていたんです。
ka-yuのモチベーションは分からないし、「Janne Da Arc復活までのインターバル」という気持ちで見守っている中で、DAMIJAWの存在が大切に、大切になった方々もたくさんいるだろうから、難しいんだろうなとは思ったんですけれど。
 
(※この気持ちは単純に『DAMIJAWのかっこいい音楽をもっとたくさんの方に聴いてもらいたい』という思いから派生したものなので、高らかに主張したいと思っている意見ではありません)
(※ファンだけでなく、ka-yu自身もきっと、DAMIJAWをDAMIJAWという名前で大きくしたい、という想いを強く持っているわけではないのだろうな、ということは承知しておりますし、Janne Da Arcへの想いという側面から見るとこの意見は批判されて当然だと思っています)
 
なんでわざわざこの話をしたのかというと、
 
わたし、アンコールでka-yuが活動休止の話をするまで、活休のこと完全に忘れていたんです………。
 
DAMIJAWが今後も活動があると当然のように思っていて、だからこそ、「DAMIJAWのかっこいい音楽をもっとたくさんの方に聴いてもらいたい」なんてのんきに思いながら観ていたんです。
 
この日もゆるい気持ちで会場に向かって、わたしのツアーは水曜日の京都で終わり。
8月は毎週末BREAKERZウィークの真っただ中から始まり、月末は摩天楼オペラさんで大花火を打ち上げて、そのまま9月に突入したから、DAMIJAWのモードに全くなれていなくて。
 
ka-yuの話を聞きながら、しんみりした気持ちになったと同時に、
「わたしの人生からこれから、DAMIJAWがいなくなっても、生きていけるな」
と思ってしまったんです。
 
DAMIJAWのライブは、すごく楽しい。
ありあまる楽しさと幸せをくれる。
でもそれは、わたしの中で必要不可欠なものではなくなってしまったんだなって思いました。
 

 
Acid Black Cherryのアリーナツアーも始まりましたね。
わたしは1カ所も行きません。
フリーライブも行ってません。BREAKERZと重なっている日程に関しては全部BREAKERZを選んだし、名古屋はチケット当選していたのですが、行かなかったからです。(譲渡募集したけれど引き取り先がなかった)
 
今回のツアーは、「大阪城ホールには行かない」と決めているかつ、土日休みのわたしには参加不可能でした。かといって、城ホールには行かない、と決めた自分との約束を破ってまで大阪に行く気にもなれなかった。
 

 
DAMIJAWへの想いの落ち着きと、Acid Black Cherryに行かないって決めたうえ、その選択に全く後悔がない今、10年間Jannerをやってきて、理解できなかった「本命バンドが変わる」という気持ちが分かりつつあります。
 
ああ。本命が変わるって、こういう気持ちを言うのかな。
って、すごく感じています。
 
かといって
Janne Da Arcが本命じゃなくなったらじゃあ誰が本命なんだ」
と聞かれたら、
摩天楼オペラでは何ギャなんだ」
と聞かれるくらい難しい問題なので(笑)、考えないことにしています。
ですが、実質的な「本命」を冠するにふさわしい想いは、もうJanne Da Arcにないんだなと思います。
 
実質的な「本命」にふさわしい想いはきっと、Janne Da Arcではないどこかに置いているのだろうけれど、名目的な「本命」は、Janne Da Arcに置いておこうと思います。
実質GDPと名目GDPみたいなもんですね。(違う)
 
「本命」って言う、わたしのなかでの「好き」のセンターには、今までもこれからもJanne Da Arcがいてほしいんです。
 
でも、悲しいけど、実質的なその想いはJanne Da Arcから離れてしまった。
 
11年目の節目だなぁと思います。