今年のわたしのテーマです。
もしかすると、人生のテーマかもしれません。
バンギャルとして生きていく中で得た活力を、毎日の日常生活に最大限還元していくこと。
それが、わたしにとっての“バンギャル効用最大化”です。
大学に入った頃から、自分がバンギャルとして生きていく意味や、「普通の女の子」との違いについて、真剣に考えるようになりました。
13歳の夏にJanne Da Arcのギタリスト、youさんに一目惚れした瞬間から始まったわたしのバンギャル人生ですが、中高6年間は互いの好きなものを尊重し合うダイバーシティな環境の中で育ったので、自分がバンギャルであることに対して、学校というコミュニティの中で不和を感じることはありませんでした。
ところが、大学に入ってみて、ようやく、
「バンギャルなわたしは『ふつう』ではないんだ」と感じるようになりました。
できることなら「普通の女の子」に生まれたかったと思うようになりました。
でも、大学1年生の時点でもう、バンギャル7年生。
もう音楽のない人生など考えられないところまで歩いてきてしまっていました。
そんな中で、バンギャルとして生きることと、自分の人生を生きることのバランスや線引きについて、真剣に考えるようになりました。
バンギャルという道を選んだからこそ生まれるものを自分の人生に還元していきたい。そう考えるようになりました。
大学を卒業して春から社会人になりました。
「会社」というコミュニティは、自分で所属するコミュニティを選ぶことのできた大学とは異なり、さらに「普通の女の子」であることが強要される場所でした。
だからわたしは今、頑なに社内ではバンギャルであることを隠して生きています。
自分の好きなことを「普通の」人たちにさらけ出すことは、このコミュニティで生きていくためにはきっと不必要なことだと思っているからです。
就職活動の時、バンギャルを辞めてもいいと思えるくらい、働き甲斐のある会社に勤めたいと思って就活をしてました。
でもその想いは現実にはなりませんでした。
この会社を選んだ以上、この会社で働く限り、わたしはずっとバンギャルです。
「普通の女の子」になりたかったけどなれなかったわたしの異質な部分がバンギャルだと思ってます。
それならば、「バンギャル」である意味を日常生活に見出したいなと考えるようになりました。
「普通の女の子」であれば決して得ることのできなかった「何か」を自分が日々生きる中で見出していきたい。
バンギャルでいて良かったな~って思うこと。
たくさんあるけれど、その最も大きな良かったことのひとつが、
「音楽にとてつもないパワーをもらえる」ことだと思います。
だから、その「とてつもないパワー」を、毎日の生活に還元して、日々の力にしていこうと決めました。
遠征行って夜行で帰ってきてそのまま仕事に行ったから仕事がすごく眠いとか、
昨日のライブが激しかったから疲れて仕事に身が入らないとか、
バンギャルをマイナスの効用には、絶対しない。
昨日のライブがすっごく良かったから、明日の仕事も頑張ろうとか、
大好きな曲を脳内で再生させて頑張って仕事しようとか、
日常において、バンギャルの要素をプラスの効用にしたい。
それが、わたしがバンギャルとして生きていく意味なのだと思っています。
先週末はLUNATIC FEST.に行ってきました。
ありあまるほどの奇跡が降り注ぐ素晴らしいフェスでした。
欲望に負けて、夜行で帰ってきてそのまま会社に行くというミッションを遂行しました。
無事に京都に帰りつき、きちんと仕事して帰ってきました。
社会人になった以上、ライブを最優先にすることはできないかもしれないけれど、これからもできる限りライブに行って、それを日々の仕事への活力としていきたいです。
社会人バンギャルとして、わたしはそういう心持ちで、これからも仕事もバンギャルも、全力で頑張りたいと思います。
そうやって日常を頑張ろうと思える力の源を持っているバンギャルは最強です。
明日からの日常も、週末の余韻を活力に頑張ります。